広報パーソンのつぶやき

事業会社の広報担当者と広報コンサルティングの経験からコミュニケーション全般をメインに、ライフスタイル風なネタも。全国通訳案内士(英語)

千葉県富津市の「ふるさと納税」の記事から今年はやってみようかと思案中

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■千葉県富津市ふるさと納税を知る

 1月19日の朝日新聞の地方面(千葉首都圏版」に「ふるさと納税急増 当初目標の4倍」という記事が出ていました。千葉県の房総半島の東側にある富津市にスポットをあてた記事です。

 

 すっかり市民権を得た感のあるふるさと納税ですが、これまで利用したことがありませんでした。記事によれば、当初の目標の5千万円に対し、2億円以上集まったといいます。増加の要因は、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」で利用しやすくなったほか、返礼品が31品から125品になったことを挙げています。

www.furusato-tax.jp

 

 なるほど返礼品のメニューを紹介しているサイトを見ると、想像以上にバラエティに富んだ品ぞろえです。新鮮な驚きを感じるとともに、「利用してみようかな」と思わせるものです。メリットを感じている人が多いということでしょう。

 

 富津市は鋸山という景勝地があります。都心からも比較的近く、この辺りは、実は温泉の宝庫でもあります。

yhkhashimoto.hatenablog.com

 

■故郷に思いをはせる納税制度

 制度は知っていましたが、多くのサラリーマンにとって縁が薄い確定申告をしないと、住民税の控除を受けられないという面倒な面があると「生半可な知識」で敬遠していました。しかし、調べていくと「ふるさと納税ワンストップ特例」の申請で住民税の控除が受けられることがわかりました。(つまり、後に支払う住民税の負担が軽減されるということ。)

 

 12月には駆け込みでふるさと納税を利用する人が多いことは冒頭で紹介した記事にもあります。でも年が明けた今のうちから計画的に行おうかと思い始めています。そうすれば、返礼品が届くタイミングも分散されるし、落ち着いて応援したい地方自治体を幅広く全国から選ぶこともできます。

 

 筆者は北国育ちだから、北海道や東北の自治体を応援したいとか、被災地を応援したいとか。逆に、九州や四国などなじみのない場所にこの制度をきっかけに思いをはせることもできます。夢が広がるいい制度だと思います。何より日ごろ無関心な税金について考えることもできるし。

 

 未経験の納税制度ですが、今年はやってみようと思います。

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PR会社はメディアとのネットワークを持っているのか

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PR会社に期待すること

 広報・IRの担当者やPR会社の社員がよく読んでいる雑誌の一つとして「広報会議」という月刊誌があります。2月号で107社へのアンケート調査による「企業の広報・PR活動」の結果が出ていました。

 

 アンケートに答えた会社のほぼ半数の51%が「PR会社に業務委託中」と答えており、一定の存在感がPR会社にあることがわかります。また、「PR会社に期待すること」のベストスリーは、「メディアとのネットワーク」、「最終的な成果」、「企画提案力」とありました。

yhkhashimoto.hatenablog.com

 

 新聞、雑誌そしてテレビでの露出という最終成果を求めたり、アウトプットを出すための仕掛けや企画を重視したりする以上に「マスコミ人脈」に期待していることが、この結果からわかります。

 

 言うまでもありませんが、人脈は一朝一夕に出来るものではありません。それなりの年月をかけて少しずつ醸成していくものです。しかし、PR会社は人材の流動化が激しく、経験の浅い人も少なくないのが実情です。なので、人脈を期待するクライアント側とサービスを提供するPR会社側でギャップが生じているように感じます。

 

 PR会社に身を置いたことのある経験から、ITやメディカルといった特定の業界に長くいる人の中には、そうした業界のメディアやフリーライターとの関係ができている人はそれなりにいました。しかしその一方で、影響力のあり新聞やテレビとなると、「この人は人脈がある」と感じた人は残念ながらいません。

 

■PR会社にマスコミ人脈は期待できない?

 「人脈をクライアントから期待されながら、実はそれほど人脈がない」。それがPR会社の実態と言えなくもありません。筆者にも長くお付き合いのあるマスコミの方が複数います。中には全国紙の人もいて、その人脈を活用して記事にしてもらったこともあります。それでも数えるほどの機会しかありませんでした。ましてや日常的に人脈を駆使することが出来る人はほとんどいないのではないかと思います。

 

 全国紙の記者は定期的にローテーションされて担当が替わります。そうすると一から人脈を作り直さなければなりません。事業会社の広報担当者にとっては欠かせない仕事です。PR会社もそうあるべきでしょうが、そうしたことを「きちんとできているPR会社がどれほどあるのかな?」と感じます。少なくとも筆者が身を置いたことのあるPR会社ではそうではなかったので。

yhkhashimoto.hatenablog.com

 

 「メディア人脈は任してください」と安請け合いするようなPR会社には、逆に慎重になるくらいでちょうどいいと思います。

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毎年予防接種を受けてもインフルエンザになってしまうことを身を持って体験した話

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インフルエンザワクチンの効果

 ここ何年か続けてインフルエンザワクチンの予防接種を受けています。例年のこの時期に感染が広がりやすいので、11月ぐらいまでに注射を打つようにしています。効き目が表れるのに一か月ほどかかることを知ったのは最近ですが。

 

 インフルエンザの予防接種に関して、最近知ったことがもう一つあります。それは、「予防接種を受けてもインフルエンザにかからないわけではない」ということ。それを身をもって知りました。日ごろから「うがい、手洗い、マスクの着用」は励行している方だと自負していますが、それでもかかってしまうことがあります。

 

 急に体調が悪くなり、38度以上の高熱と咳、そして悪寒が主な症状でしたが、1日ひたすらその症状と格闘しながら寝て過ごし、水分補給に務めました。そうすると翌日には発熱も収まったので、会社にも普通に行けるようになりました。マスクを念のため着用して。

 

 病院に行かないまま、やり過ごそうとしましたが、同僚社員が数日前にインフルエンザを発症、症状がよく似ていたので、「(予防接種はしているけど、)万が一ということもあるし」と考えを改め、診察を受けることにしました。インフルエンザの判定は、細長い綿棒のようなもので、鼻の奥まで突き刺し、(これが結構痛い)先に付着した粘膜によって行われます。

 

「ワクチン接種しても安心できない、でも摂取しなかったらもっと安心できない」

 「インフルエンザかも」と伝えていたので、別室で10分ほど待機していましたが、判定は「インフルエンザA型の陽性です」と。周りに迷惑が掛からないように「速やかに早退すべし」とのお達しが出ました。その場で、薬剤師の指導の下、吸入粉末タイプの「イナビル」という薬を服用しました。(この薬は1回服用すれば、それで終わりです。)他に解熱剤と咳止めが処方されました。

 

 前にかかったのがいつかは思い出せませんが、おそらくミレニアムイヤー(2000年)のころでしょう。この時に年末年始はひどい風邪で、浮かれている場合ではなかったので。ただ、このときもインフルエンザの診断を受けたわけではなかったとも記憶しています。

 

 厚生労働省のHPにインフルエンザの特設サイトがありますが、ここに「インフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからない、というものではありませんが、ある程度の発病を阻止する効果があり、また、たとえかかっても症状が重くなることを阻止する効果があります」と書かれています。

www.mhlw.go.jp

 

 

 自分の症状にあてはめるとワクチンを接種したから、症状が早く収まったと考えることが出来ます。厚労省HPにあるように重症化を予防する効果は確かにあります。「ワクチン接種しても安心できない、でも摂取しなかったらもっと安心できない」と感じました。ちなみに同僚社員もやはりワクチン接種済みでした。

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