広報パーソンのつぶやき

事業会社の広報担当者と広報コンサルティングの経験からコミュニケーション全般をメインに、ライフスタイル風なネタも。全国通訳案内士(英語)

広報活動の成果を広告に換算することの意味

■広報活動の成果を広告に換算することの意味 昔の話になりますが、クライアントの求めに応じて、広告換算費用をレポートしていたことがあります。広報活動の成果を測る指標として利用するためです。記事を定規で測って面積を計算し、誰かが作った代々受け継…

ふるさと納税するときに注意すべきこと(確定申告する人向け)

■「ワンストップ特例」は確定申告をしない人向け 去年初めて「ふるさと納税」をしました。地方自治体への寄付を通じてささやかな経済的な支援をする制度です。筆者のように学生時代に住んだ地域に寄付することもできますが、かかわりがなくても、その地の特…

米国ではほとんどない(公開の)謝罪会見

■近年の謝罪会見 半年ほど前に「業種を問わない近年の謝罪会見」というコラムを別のところで書きました。この中で、「企業」と「不祥事」が含まれる新聞記事が2013年から2016年まで右肩上がりで増えていると。(ちなみに2013年432件、2014年485件、2015年554…

(来年こそ)入社式ネタで広報担当者の引き出しを高めよう

■入社式で登場した会社 新たな年度がスタートして多くの企業で4月2日に入社式が行われました。毎年この時期、新聞各紙の経済面では業界を代表する企業や話題になった企業の入社式の様子が報じられます。主な新聞の紹介企業は登場順に以下の通りです。(いず…

(今更ながら)「PRプランナー」の資格試験(一次)を受験した

■PRプランナーの一次試験 PRプランナーの一次試験を先日始めて受験しました。二十数年もの間、広報周りの仕事をしているので、「何をいまさら」とこれまで敬遠していましたが、会社の勧めもあって受けてみることにしました。もちろんひやかしのつもりは…

通訳案内士試験の大幅難化がもたらす弊害

■「『全国』通訳案内士」とは 有料で通訳案内業務を提供するのに、本年1月から資格が不要になりました。増加を続ける訪日外国人観光客の受け入れ環境の整備を図る一環とされています。「そもそも資格なんか必要だったの?」と思う人が多いでしょうが。 その…

「消極的な相手の意識を変える」ことの難しさ

■対外的な広報活動における四本の串 対外的な広報活動は縦串と横串に二本ずつの四本の串によって成り立っています。縦串をさすものとして商品広報(あるいはマーケティングPR)と企業広報(あるいはコーポレートPR)があります。そして、横串をさすものとし…

記者会見で必要な「言い訳」とは

■週刊文春の取材過程の一端を知る 先日、週刊文春の新谷学編集長の講演を聞く機会がありました。いくつも興味深いエピソードを聞くことができましたが、その一つに舛添前都知事の辞任につながった一連のスクープ報道があります。 取材のきっかけは産経新聞の…

「良い会社に悪い広報なし」なのか?その2

■「良い会社に悪い広報なし」なのか?② 以前、企業取材歴の長い、ある新聞社の記者OBが「良い会社に悪い広報なし。悪い会社に良い広報なし」と力説していたことを書きました。「一理あるな」と思う反面、「いくら優秀な広報パーソンでも、その力量だけではい…

トップ人事の記者会見申し込みタイトル私案

■トップ人事の発表 大企業のトップ交代のニュースが続いています。 トップ人事と企業の合併や買収は新聞記者にとって、最もスクープしがいのあるネタとされています。年明けから3月ごろまでは特にトップ交代の発表が行われやすい時期ということで、多くの記…

通訳案内士試験の合格を目指す人たちへ

12月25日のクリスマスに「通訳案内士」の合格発表がネットを通じて行われました。受かると思ってませんでしたが、土俵際で持ちこたえたようで、受験番号がありました。外国からの観光客が年間2000万人を超え、2020年の東京オリンピックを控えて、今後通訳案…

通訳案内士にどうやらなれたようです

更新が滞っていました。その理由の一つが通訳案内士試験対策でしたが、先日合格発表がネットでありました。 ■受験のきっかけ 2009年に両親と北京と西安に行く機会を得て、そこで日本語の堪能なガイドに出会ったこと、そして新聞でセカンドキャリアとして「通…

上海では出国時のセキュリティチェックに気を付けよう

前回訪問時の上海(外灘にて) ■6年ぶりの上海訪問 2泊3日で上海に行ってきました。3度目の訪問です。前回の訪問は震災の年でしたので、6年ぶりです。前回は上海の代表的な観光地にもいくことができましたが、今回は残念ながらそうした余裕もなく、唯一の楽…

三人の登壇者がいる記者会見でサブスピーカーはどちらに座るべきか

■三人の場合は左(向かって右)が上位 先日、三人で記者会見を開くことになった場合、「メインスピーカーに次ぐ立場の人は、向かって右側に座るべきか、それとも左側に座るべきか?」、という質問を受けました。広報関連の業務に就いて20年余りですが、メイ…

通訳案内士試験に再チャレンジ(一般常識)しました

■一般常識に再チャレンジ 昨年、通訳案内士の試験に初めてチャレンジをしました。英語がTOEICの点数によってギリギリ免除だったので、日本歴史、日本地理、そして一般常識の三科目の受験でした。結果は、歴史と地理はパスしましたが、一般常識が不合格でした…

危機管理広報における「アクティブ・セイフティ」と「パッシブ・セイフティ」

■危機管理広報が目指すべき二つのこと 危機管理広報について説明するときに目指すべき二つのことをよく話します。一つ目は「日ごろからの備えを怠らず、そもそも危機に陥らないようにする」ことです。会社にダメージをもたらしうる危機は年々多様化しており…

小樽市に初めてふるさと納税を行いました

■初めて行ったふるさと納税 節税をしながら地方の名産品をお取り寄せできる「ふるさと納税」に初めてチャレンジしました。お目当ての街に貢献もできて、ほしいものも手に入れられる、しかも節税にもつながるというなんともうれしい制度です。この制度が取り…

朝日新聞の経済部記者の働きぶりがわかる記事を読んで

■朝日新聞経済部記者の働きぶりがわかる記事 朝日新聞では「働き方改革を問う」という連載が続き、昨年来大きくクローズアップされたこの問題を追いかけています。その中で「朝日新聞の記者」の働く現場の実態を掘り下げた記事が2017年7月9日の朝刊に掲載さ…

アラフィフブロガーがおススメする『夏うた』の定番10曲

今週のお題「私の『夏うた』」 アラフィフブロガー(苦笑)でもたまにはこういうお題にチャレンジさせてください。音楽は人の心を豊かにしてくれるものです。NO MUSIC NO LIFEということで、70年代後半から長く音楽を聴いているものとしておススメの10曲を紹…

消費者より弁護士を重視する企業姿勢が破たんを招いた?

■消費者より弁護士を重視する企業姿勢 先日、会合で初めてお会いした大手自動車メーカーのOBは、エアバッグの欠陥問題により経営破たんしたタカタについて、「(タカタは)弁護士の言うことを聞きすぎる一方で、ユーザーの言うことを聞かなかった」と評し…

「切手が長い」という記事を読んではがきの料金の値上げを知る

■来月からはがきの料金が52円から62円に 子供の頃に、父の影響で切手を集めていたことがあります。周りにもそうした友達がいたので、よく交換していたことを思い出します。外国の切手は、無くしてしまいましたが、日本の切手だけは今でも手元にあります。切…

「お詫び広告」のコレクション

■「お詫び広告」のコレクション クライアントへの情報提供のために、「お詫び広告」を収集する方と一緒に仕事をしていたことがあります。日々の新聞チェックを通じて集めたお詫び広告のうち、回収規模が大きかったり、クライアントにとって参考になりそうだ…

人生最期の食事には「春」を楽しみたい

お題「人生最後の日に食べたいご飯を教えて下さい。」 ■人生最期の食事には「春」を楽しみたい 飲んでいるときに「お題」と似たような話題になったことがあります。その時は、「人生最後の日に食べたいものを『二つ』教えて」というものでした。中には食べた…

炎上で人生を壊された人についての本

■「世界最大のネット炎上事件」 この2月に発売された「ネットリンチで人生を壊された人たち」という本を読みました。新書にしては分厚い本ですが、著者の緻密な取材もあって、とても読み応えがありました。この中で「世界最大のネット炎上事件」のことを初め…

「初めての給料で、親に感謝の意を示そう。きっと、父や母は胸を熱くする。あなたの心は温まる。」

■「新入社員の皆さんへ」 4月に新社会人となって、初めての給料を手にした人もいるのではないでしょうか。新調したスーツに身を包んだその姿は、集団で行動していることが多いこともあって、一見してそうとわかります。 当ブログで何度か取り上げている朝日…

猫検定とミルクボランティア

■「第一回猫検定」の開催を新聞で知る 週末にスポーツ紙を読むのを日課としていますが、4月16日の紙面に「猫検定」に関する記事が出ていました。様々な民間資格や検定がありますが、この猫検定は今年が第一回目でした。全国の5都市で3月26日に行われ、4000人…

社長のツイッターを読んでいなければ入社できない会社

■社長のツイッターを読んでいなければ入社できない会社 「採用面接で『私のツイッターを読んでいますか?』と聞いている」とつぶやいたソフトウェア開発会社の社長のツイートが波紋を呼んだという話を最近聞きました。その理由は、これに続けて「読んでいな…

通販大手の倉庫火災は模範事例になり損ねた失敗事例

■危機管理広報の模範事例 危機管理広報の模範事例として広報担当者の間で知られているとおもうのは、米J&Jのタイレノール事件と参天製薬の脅迫事件、そしてアルジェリアで起こったテロ事件での日揮の対応です。 yhkhashimoto.hatenablog.com yhkhashimoto.ha…

社員のロイヤリティを高め、会社のPRにもつながるまたとない機会

■入社式に想う 新年度入りして初めて会社に行く日となった4月3日、多くの企業で入社式が行われました。朝日新聞の翌日の紙面では、登場順に電通、東海東京フィナンシャルホールディングス、丸紅、ニコン、トヨタ自動車、東芝の様子が紹介されました。 www.as…

プレゼンを相手に届けるには「体験を語る」ことが大事

■日本とアメリカのプレゼンスタイルの違い 先日、アメリカのとある業界の会合に出た印象を書きました。英語はやはり大事だなと。出来て困ることはないと断言できるので、日ごろから研さんを積んでおくときっと活かせる場面が出てきます。それを改めて実感し…