広報パーソンのつぶやき

事業会社の広報担当者と広報コンサルティングの経験からコミュニケーション全般をメインに、ライフスタイル風なネタも。全国通訳案内士(英語)

35年間でわずが5頭のミラクル(前編)

 

 先日、我が家のカイ君の去勢手術に臨みました。大過なく終わるものと思っていましたが、獣医から「片方の精巣が体内に残ったままの状態のため、片方のタマしかとれなかった」と告げられました。

 

 なんでも「開業して35年になるが、これまで5件しかなかった」んだそうです。しかし、そう言われても・・。今後どうするのかというのが大事なわけで。。

 

 去勢にかかった費用は1万6千円ほどでしたが、もう一つのタマを切除するにはお腹を開いて探すしかないので2万5千円ほどかかるし、入院も必要になると。「1か月ほど経ってから改めて相談しましょう」と言われました。

 

 そんな心の準備があるはずもなく、告げられた時は、軽くショックを受けましたし、カイ君に負担のかかるオペを再びするのはどうかと思いました。

 

 ただ、時間が経つにつれて、いろいろ思いを巡らして、ポジティブに考えようと思いました。何より術後も変わらずにいる泰然自若なカイ君のためなので。

 

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 いわゆる片方のタマ袋にタマが入っていない状態らしく、ネットには「停留睾丸」の症状の事例や対処法が数多く出ていたのが心強かったです。遺伝による原因が多いことや純血種に多いこと、発症の確率は0.1%というデータも見ました。つまり1000分の1のミラクルともいえます。

 

 お腹や足(!)などにタマが入り込んで、そこにとどまっているということで長くとどまると、腫瘍になることもある、タマが一個残っているので、マーキングなど性成熟に伴う問題行動も残る(去勢が完了していない)ことを知りました。

 

 なので、カイ君にはかわいそうだけど彼のためにもう一個のタマの処置(苦笑)もいずれ行いたいと思います。片方が終わったばかりだから、しばらくは休んでもらって、それから次の行動に移りたいと思います。

 

 もう一タマ(一山)あるが、乗り越えようカイ君!