広報パーソンのつぶやき

事業会社の広報担当者と広報コンサルティングの経験からコミュニケーション全般をメインに、ライフスタイル風なネタも。全国通訳案内士(英語)

いざ図書館へ!おススメの洋楽「非」ロックアルバム(上)

 

  先日、洋楽ロックアルバムの愛聴盤18枚を紹介しました。

 

yhkhashimoto.hatenablog.com

  

 ロックに限定したのですが、ロック以外の洋楽ジャンル(便宜上、洋楽「非」ロックと称します)にも好きなアルバムが多いので、それを紹介します。全部で10枚を2回に分けます。紹介するほとんどのCDは筆者が図書館で借りたものです。

 

 前例に従い、iTunesで自身が任意につけているレートが★×4or5の名曲、良曲が4曲以上入っているアルバムです。

 

1.Swing out sister: Shapes & Patterns (1997)

シェイプス&パターンズ

  ソフトバンクのCM曲“Break Out”やドラマの主題歌"Now You're Not Here"のヒットもあって、根強いファンが多いSwing Out Sister(SOS)ですが、私も初期のころからよく聞いています。

 

 

 このアルバムはそうした有名曲はないものの、全編、ジャズやポップをうまく取り入れた聞きやすい曲が多く、SOS最大のおススメアルバムです。

 

 例えば本作に含まれている“Somewhere in the World”なんかは★×5の名曲だと思います。

 

2. Swing out sister: Beautiful Mess (2008)

Beautiful Mess

  これが今のところSOSの最後のオリジナルアルバムのようです。ここに挙げた以外のアルバムも甲乙つけがたいものがありますが、このアルバムに軍配を上げます。Corinne Dreweryの優しくハートフルな歌声がここでも健在。例えばこの“Butterfly"のように。 

 

3. Under World: Everything Everything (2000)

Everything Everything

  音楽をあまり聞いていなかった時期に登場したユニットなので、後になってその存在を知りました。ダンス・エレクトロニカの大御所Under Worldですが、彼らの唯一のライブ盤です。

 彼らの出世作の“Beaucoup Fish”からの選曲が多いです。それ以外に“Born Slippy Nuxx”も入っており、お得度も倍増。残念なのはここに“Kittens”という入っていないこと。(同名のDVDには入っているようなんですが。)

 もし入っていたら、さらにおススメ度は突き抜けいたでしょう。コンサートに行く機会もなくなって久しいですが、こうしたノリノリのライブを体感できた人がうらやましいと感じさせる躍動感のあるライブアルバムです。

 

 アルバムには入っていない後年の”Kittens”のライブ映像です。

 

4. Donny Hathaway: Live (1972)

Live

 このアルバムの存在を知ったのは、恥ずかしながらわりと最近です。何とも味わい深く、肩の力が抜けたライブの良さが余すことなく伝わってきます。Marvin Gayeの原曲を自分のものにした一曲目の“What's Going On"が最大の聴き所でしょうが、他にも良曲ぞろいです。

 サイドメンもフュージョン界のお歴々が固め、締まった演奏とDannyの情感あふれる歌声に、これまで聞いたどのライブ盤よりも客席との一体感がいい形で現れたアルバムです。

 

5. Sade: Lover's Live (2002)

Lovers Live

  3枚続けてライブ盤となってしまいました。ライブというのはベスト盤的な要素も含みつつ、臨場感や高揚感が伝わってくるので、どうしても増えてしまいます。

 女性ボーカルでSOSと並んで、今でもよく聞くのがこのSadeシャーデー)です。このライブでも、それまでの彼女のアルバムの名曲、良曲がてんこ盛りです。"Smooth Operator"や“Sweetest Taboo"といったヒットチューンも含まれており、しっとりとしたジャズボーカルに浸るのにうってつけのアルバムです。

 

 後編に続きます。