広報パーソンのつぶやき

事業会社の広報担当者と広報コンサルティングの経験からコミュニケーション全般をメインに、ライフスタイル風なネタも。

「三年間日記を書き続ける人は何かをなす人」(原敬)

中学生の勉強法 改訂新版―実力10倍アップのひけつ公開!

 大正時代の政治家で、「平民宰相」として名高い原敬の言葉です。『中学生の勉強法』という本で知りました。中学生はもちろん、年頃の子供を持つ親にもおススメの本です。

 

 原は幕末の1856年に生まれ、1921年に暗殺されました。藩閥が幅を利かす時代の中で、岩手県盛岡市出身なんですね。雅号を「一山」としたのも、薩長から「白河以北一山百文 」、つまり「白河の関より北は一山百文の価値しかない」と侮蔑していたところからきているそうです。

 

 士族から離脱をして平民になるわけですが、若いころは新聞記者だったそうです。ちなみに新聞記者出身で初めて総理大臣になった人物。この後に犬養毅石橋湛山が続きます。

 

 坂本龍馬のちょうど20年後に生まれました。その龍馬と海援隊で行動をともにし、後に外務大臣として辣腕を振るった陸奥宗光に引き立てられて、その地位を得たそうです。

 

 原の日記は1875~1921年まで単純計算で46年!(生涯65年のうち)続いたそうです。

 

 その死の直前に死を予感したのか、遺言状を残し、その内容ゆえ、「当分の間、公開してはならない」と。没後約30年を経て、1950年に『原敬日記』という全9巻の大作として刊行されました。

 

 余談ですが、東京駅の丸の内南口で原敬は刺殺されています。ここで襲撃されたという印が床に残っています。切符売り場の近くで、案内の碑も掲げられています。

www.hummingheads.co.jp

 

 『中学生の勉強法』の中の「作文力の伸ばし方」という章で、この「三年間日記を書き続ける人は何かをなす人」という言葉をひいています。日記の効用について、「強制力なく続けることは意思を鋼にする」、「書くことで観察力が増す」、「じっくり見つめなおすことができる」と説いています。

  

 「継続は力なり」や「石の上にも三年」を別の言葉で置き換えるのに適したいい言葉です。広報担当者が運用するブログやSNSを続ける心得にもなります。継続することで「何かをなした広報担当者」になってほしいと思います。