広報パーソンのつぶやき

事業会社の広報担当者と広報コンサルティングの経験からコミュニケーション全般をメインに、ライフスタイル風なネタも。全国通訳案内士(英語)

ネット銀行へ住宅ローンを借り換えて感じたこと

 

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 先月、「ネット銀行(ソニー銀行)をサブバンクに使う」という記事を書きました。日ごろから、使い勝手がいいと感じることが少なくないので、それをテーマにしました。

yhkhashimoto.hatenablog.com

 

  この中で、メリットの一つである「住宅ローンの借り換え」について、もう少し掘り下げてみたいと思います。

 

 筆者の経験上、借り換えの実行で借入総額が大幅に削減できたのを実感しましたし、「もっと早くやっておけばよかった」とも思います。日ごろの節約も心掛けていますが、インパクトの大きさは比べ物になりません。

 

 「繰り上げ返済が少額から手数料なしでいつでも可能」な点と「固定金利から変動金利(あるいはその逆)への切り替えがいつでも容易にできる(手数料が発生する場合があるので注意)」点はすでに書きました。都銀等ではこれらにも制約が多いですから。

  

 「残高1,000万円以上、金利差1%以上、残期間10年以上」というのが住宅ローン借り換えの目安として流布されています。私もこれが脳裏にあり、行動に移したきっかけとなりました。

 

 ローンの借り換えは、ソニー銀行に限らず、効果が大きい生活防衛手段なだけに是非おススメしたいと思います。どこに決めるにせよシミュレーションや相談は無料でできますので。

allabout.co.jp

  

 借り換えによって支払総額を抑えることができる上に、冒頭に述べた2つのメリットが加われば、それで十分ですが、借り換えに伴う諸費用を減らせるという点にも注目していいと思います。ソニー銀行の場合、保証料や団体信用生命保険料が無料であることをウリにしています。

 

 但し、事務手数料が別途かかり、返済プランによっては、手数料が借入額の2%ほどかかる場合があるようです。また、団信加入で適用金利がわずかながら上がりますので、それを踏まえて検討すべきです。

 

 なお、店頭に来なくても手続きができるという点もソニー銀行はウリにしていますが、そこは労を惜しまず、店頭で話を直接聞いて疑問点を解消したほうがよいでしょう。

 

 「固定金利とすべきか変動金利とすべきか?」という疑問は、住宅ローンにおける永遠の二択問題ですが、ソニー銀行の場合、変動金利といっても、実際は5月と11月の金利が適用され、それが6か月間変わりません。

 

 なので、変動金利ではなく「6か月固定金利」といったほうが実態に即していると言えるかもしれません。(なお、ソニー銀行では、変動金利ですから毎月、改訂されていいはずですが、2013年9月以降ずっと1.889%で固定されています。2015年7月現在)

 ソニー銀行住宅ローン | 店頭基準金利の金利推移

 

 ご承知の通り、住宅ローン金利が低位で推移していますが、今後上昇に転じるとみている人もいると思います。そうしたこともあって、筆者も借り換え当初は変動金利でしたが、現在は固定金利にしています。

 

 通常、変動金利から固定金利にする場合、その金利は上がることが一般的です。しかし、ソニー銀行の場合、短期の固定金利のほうが変動金利よりも低く推移しています。(2015年7月現在)