広報パーソンのつぶやき

事業会社の広報担当者と広報コンサルティングの経験からコミュニケーション全般をメインに、ライフスタイル風なネタも。全国通訳案内士(英語)

女性にも読んでほしい「男の本格節約術」

 

 日々の暮らしの中の無駄を減らし、シンプルに暮らすことを心がけています。これを実践するために、節約に関するノウハウ本やシンプルライフを実践する方の本を図書館で探して読むようにしています。最近読んだ「男の本格節約術―5年で1000万円貯める52のノウハウ」(柏本湊著)に共感できる内容が多く含まれていたので紹介します。

男の本格節約術―5年で1000万円貯める52のノウハウ

 ちなみに「男の」とありますが、女性でも十分参考になります。家計を預かるあるいは関わる立場の方なら、男女を問わずに読んでほしい良書です。

 

 以前、日ごろから意識していることとして「家計を可視化する」という事を書きました。月次で固定費やクレジットカードの明細、そして資産残高をエクセルで管理していますが、偶然にも同様のことをこの本で薦めています。

 

yhkhashimoto.hatenablog.com

 

 私の場合はグラフは作らず前月と前年同月との比較を見るだけです。教育費など定期的に出ていくお金もあるので資産増加額の目標額も決めていません。それでも、「見栄を張らない」、「新商品に飛びつかない」、「足るを知る」、「節約生活に楽しみを見出す」、「自家用車は保有しない」、「ギャンブルはしない」、「お金をかけずに健康を維持する」、「保険料を抑制する原理原則」といったノウハウは自身が実践していることでもあるので、大いに納得しながら読みました。図書館の有効活用にも触れていましたし。

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 「住宅ローンは組まない」とあり、「現金で買える場合か、10年程度の短期間で返済を終えられるかどうかの場合だけ」と述べ、賃貸にすべきと筆者は主張しています。一理ありますが、それ以外のノウハウを着実にこなしながら、ネット銀行への借り換えや繰り上げ返済をすれば、持ち家も捨てたもんじゃないと思っています。 

yhkhashimoto.hatenablog.com

 

 資産額の正確な月次管理ができないとの理由で、「貯金箱は使わない」ことと推奨しています。月次の管理は大事でも私はシビアに「正確さ」を求めていないし、その必要もあまり感じません。100円ショップで買った500円玉貯金箱を1年に1回、缶切りで開けるのを子供共々たのしみにしているので、これはこれで続けようと思います。

 

 このように自分ならこうするというものも中にはありますが、節約術としては学ぶことが多い内容でした。取り組むべき優先順位は1にローン返済、2に貯蓄、そして3に運用だということ、たばこを吸わないといった、わかっていながら出来ていないこともあり、節約の基本原則を改めて知るいい機会になりました。

 

 最近、虫歯によりやむを得ず歯医者に通っています。この本で「歯のチェックにはお金をかける」として半年一度の歯科通いを薦めています。以前読んだ雑誌の記事にシニアを対象としたアンケートで「リタイア前にやるべきだったこと」の第一位に「歯の定期検診を受ければよかった」と合ったのを思い出しました。

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