家電の寿命と買い替え費用のねん出法
今週のお題「今年買って良かったモノ」
日々の暮らしに電化製品は欠かせませんが、それぞれ寿命があるので、定期的に買い替えが必要になります。師走に入って歳末商戦が本格化する中、この機に家電を買い替えようと考えている人も多いのでは。(2017年4月には消費税引き上げがありますし。)
最近ノートパソコンを購入しましたが、先代のレノボ製ノートパソコンは2012年に買ったもの。こわれてはいませんが、持ち運びに不便、動作が遅くなってきたなどの理由から、早めに手を打つことにしました。先代に比べて動きが実に軽快、重さも半分以下で満足しています。「買ってよかったもの」として東芝製のノートパソコンを挙げておきます。
パソコンを初めて買ったのは1996年でした。冒頭の写真がそれです。CPUにPentiumプロセッサ(100MHz)、ハードディスク850MB、メモリ16MBという今では信じられない代物です。それから20年、今回のパソコンで5代目。
今後しばらくは4代目との併用となりますが、パソコンの寿命を考えた場合、5年程度というのが実感です。モッサリした4代目とキビキビとして起動やシャットダウンも早い5代目ですが、パソコンの延命には使い分けが案外有効なのかもしれません。
使い方や個体差によって随分違うと思いますが、一般的な家電の寿命は、液晶テレビは約7年、冷蔵庫は約10年、洗濯機は約8年、エアコンは約10年とする記事がありました。
Amazonによる平均価格帯から20年を一つのサイクルにすると、
液晶テレビ:4~5万円(32型)× 7年 → 20年で15万円
冷蔵庫:5~6万円(300L弱)× 10年 → 20年で12万円
洗濯機:4~5万円(5㎏)× 8年 → 20年で10万円
エアコン:7~8万円(10畳用、工事費別) × 10年 → 20年で16万円
パソコン:5~10万円(標準的なノートパソコン) × 5年 → 20年で30万円
これらを合計すると20年間で約80万円なので、1年で4万円となります。他にもHDD・DVDレコーダー、電子レンジ、ビデオカメラなどそれぞれの生活様式によって欠かせない電化製品もあるでしょう。住んでいるところによっては、季節性の高い扇風機や温風ヒーターなども必要です。
電化製品は突然調子が悪くなって壊れてしまうということがあります。「今月は外食を控えよう」とか「海外旅行は来年まで持越し」といった先送りができません。昔に比べると、電化製品も安くなった印象があるものの、急な出費はなるべく避けたいものです。
先ほどの計算による4万円/年に、それ以外にライフスタイルによって必要なものを仮に年間2万円としたら、合計6万円。月々5000円を電化製品の買い替え費用として家計からプールしておくと急な出費に備えられます。