広報パーソンのつぶやき

事業会社の広報担当者と広報コンサルティングの経験からコミュニケーション全般をメインに、ライフスタイル風なネタも。

本は借りるより買うほうが身につきやすいのか?

 

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 「本は借りるより買うほうが身につきやすい」という主旨の記述をウェブで見かけました。「借りて読むと内容を忘れてしまうことが多い反面、買った本なら何度でも何時でも読み返すことができるし、気になる所に線を引いたり、折り目をつけたりできるから」と。

 

 また、買った本と借りた本では「気持ちの入りよう」が違う、本の「内容の吸収力」が違うのだそうです。果たしてそうでしょうか? 

yhkhashimoto.hatenablog.com

 

 筆者の場合、図書館とは30代前半までは全く無縁でした。それまでは、本屋で立ち読みをしては面白そうな本を買っていました。古本屋に処分した本もありますが、高校時代に買った安部公房のハードカバーや司馬遼太郎の「龍馬がゆく」なんかは今でも本棚にあります。

 

 図書館に通うになった今も「この本は手元に置いておきたい」と思ったら、たとえ借りたことがある本でも迷わず買うようにしています。

 

 本に躊躇なく、折り目を入れたり、マーカーで線を引いたり、という習慣がある人は買うしかありません。筆者も高校時代に選択していなかった日本史を、一から勉強したくなったので「山川 詳説日本史図録」という本を購入しました。この本にはマーカーや書き込みがあります。飼い猫にかじられた後すらあります。。

山川 詳説日本史図録

 

  この図録は図書館に二冊置いていました。図書館で見つける前に購入しましたが、おそらく順番が逆でも買ったと思います。勉強目的なら常に手元に置いておきたいと思うのはごく自然なことだから。

 

 しかし、こうした例外を除き、たとえ自分の所有物であっても本を傷つけるのが気が引けるタイプです。線を引いたり、折り目を入れたからといって、内容を劇的に理解できるようになるとも思いません。なので線を引いたりする折り目をつけることはしません。ましてや「ページを破ったり、切り取ったり」するのはもってのほかです。

 

 買った本であろうが借りた本であろうが、「読んでよかった、ためになった」と感じる本もあれば、「タイトルや書評に釣られて(買ったり借りたりしてみたけど)案外つまらなかった」というものもあります。

 

 「気持ちの入りようが違う」とか「内容の吸収力が違う」などと決めつけずに、フラットに本と向き合うべきではないかと筆者は考えます。何もそうした「前のめり」な目的ばかりが本を読む理由でもないし。

 

 買った本でも内容を忘れてしまうことはよくあることです。「ためになった、忘れないようにしよう」と思ったら、メモ帳にポイントを記しておくのもいいでしょう。今こうして書いているブログに、本を読んだ時の「気づき」や「感想」をしたためておくのも有効だと実感しています。

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