「第501軍団」の存在を新聞で知る。(スターウォーズ最新作見ました!)
■「スターウォーズ」に久々にワクワクする
「スターウォーズ」の最新作「フォースの覚醒」が12月18日に公開されました。先日ようやく見る機会を得ました。1作目の「エピソード4/新たなる野望」から38年。当時、小学生でしたが、それまでに見たこともない映像と迫力に夢中になりました。
最新作も楽しめる内容でした。筆者のようなオールドファンから若者まで幅広い客層が鑑賞していたのが印象的でした。第一作 との設定の近さを感じますが、特撮映像がパワーアップし、今後の続編への伏線がいろいろ張られている気がします。
レイア姫もハン・ソロも、あるいはルークも悲しいほど年をとっていますが、これはやむをえないでしょう。ネタバレになっては、マズいので詳しくは書きませんが、ダースベイダーがカイロ・レンに、ルーク・スカイウォーカーがレイに代替わりをし、この二人の関係性が重要なポイントになりそうです。
二人の演技もよく言えば初々しいのですが、そうした未熟さは演出上だと好意的に解釈します。今後の物語の展開に期待します。後、帝国軍のストームトルーパーからレジスタンスに寝返ったフィンがいいアクセントになっていると思います。
■「第501軍団」って?
公開された日と同じ日の朝日新聞の地方面「記者推し!」で「第501軍団」という団体の活動を紹介する記事がありました。ダース・ベイダーや兵士のストームトルーパーに扮する愛好団体のことです。そうした団体の存在を知りませんでしたが、興味深く読みました。
世界50か国に8千人以上が属する団体で、日本部隊は2000年に発足し、80人の隊員がいるそうです。団体の目的は「映画の魅力を伝えること社会貢献」で、単にコスチュームを着て自分たちが楽しむだけではないところに共感します。記事にもチャリティイベントへの協力について書かれていました。
団体のHPによれば、「コスチューミング活動を通じて、病院や施設などの慰問ボランティア、基金活動、国内外ファンや国内・海外メンバーとの積極的なコミュニケーション、地域貢献活動」を原則としてボランティアで行っているのだとか。
インターネットを日常的に利用しても、こうした発見にたどり着くことはあまりありません。新聞の読むメリットの一つは、こうした発見にあると痛感します。「フォースのお導き」などと無粋なことは言いませんが、記事では、「ファンを団結させて、奉仕活動に導く。これも『スターウォーズ』のフォースなのだろう」と結んでいます。