1月16日付の朝日新聞「be」で面白かった二つの記事
■朝日新聞の「フロントランナー」
朝日新聞の土曜版に「be」という別刷り特集があります。名前の由来は「Business & Entertainment」だそうです。毎週、特定の人物にスポットを当てた「フロントランナー」という一面の半分近くを使った写真が特徴的な企画が目玉の一つです。
1月16日の「フロントランナー」ではあのSMAPの中居正広さんが取り上げられました。13日に公になった解散騒動のさなかの登場でしたが、インタビューが昨年12月にあったとの断り書きがあり、解散については一切触れていません。
それでも、「求められなければ、いつ身を引いてもいい」、「最近考えているのは、いつ白髪を染めないでオープンにするかということ。年相応の白髪のアイドルが1人ぐらいいてもいいんじゃないかなと」といった43歳、SMAPのリーダー歴28年の重みのある言葉が並んでいます。中井さんの人間性がよく出た興味深い記事です。
■1位「無駄遣いをしない」、2位「整理整頓を心がける」、3位「質素倹約」
興味深いといえば同日の「beランキング」もそう。1位「無駄遣いをしない」、2位「整理整頓を心がける」、3位「質素倹約」です。設問は「今年の抱負は?」です。「無駄遣いをしない」は1575人中502人、約3割の回答者がこれを選びました
回答者の年齢構成はわかりませんが、仮に読者だとすれば、その平均年齢も”高め”であることが想像できます。そのせいでしょうか。新年の抱負というと、前向きなものをイメージしますが、現実を見据えた日ごろの心がけに気にかけた堅実な答えが上位を占めました。
記事では昨年1月に行ったランキング「今年こそ、実行したいことは?」の結果も紹介しています。1位「部屋の片づけ・掃除」、2位「ダイエット」、3位「旅行」。これを見ると、整理整頓は老若男女を問わず、永遠のテーマのようです。
■整理と整頓は違う
御多分に漏れず、整理整頓が大の苦手です。思い立って身の回りの整理整頓を始めても、いつの間にか元の状態に戻ってしまいます。「日ごろ使っているものはたとえ整理整頓してもいずれもとの散乱した状態に戻る」というのが筆者の実感です。
整理するとは、「乱れた状態にあるものを整えること、不要なものを取り除くこと」、整頓するとは「正しい位置にきちんと置くこと」。整頓は半ばあきらめ、今後は整理に重点を置きます。
こまごまとしたものの整理整頓、いや整理はほどほどにして、大きなかさばるもので不要なものを処分したことを先日ブログに書きました。節目の年をきっかけに、おおきなかさばるものを処分しようと考えている方がいれば、参考になることがあるかもしれません。