広報パーソンのつぶやき

事業会社の広報担当者と広報コンサルティングの経験からコミュニケーション全般をメインに、ライフスタイル風なネタも。

豆まきと恵方巻き、そして年越しそば

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■なじみの薄かった恵方巻

 日本にはいろんなしきたり、昔からのならわしがいくつもあります。節分とは季節が移り変わる日を指し、立春(2月4日)、立夏立秋立冬の前日、つまり年4回あります。特に立春の前日の節分はその代表格であることは言うまでもありません。

 

 「福は内、鬼は外」といいながら、子供たちが鬼の面を被った親や先生を追い立て、豆まきが終わるとみんなで歳の数だけ豆を食べ、皆の健康を祈る、というしきたりは昔も今も変わりません。中国に古くから伝わる儀式で奈良時代に日本にもたらされました。豆が使われるのは「魔滅」、つまり魔を退治する意味合いもあると。

 

 「恵方巻」も節分のタイミングに行われますが、筆者が育った北国では全く行われていませんでした。近くのコンビにの店先に「恵方巻き予約受付中」というポスターが貼ってなければ、特に気づくこともないような。読み方も「えかた?」、「けいほう?」としばらく思っていたぐらい。

 

 なぜこの時期に太巻きを食べるのか不思議でしたが、関西では昔から行われている風習だといいます。それを、そのセブンイレブンが1998年に全国的に売り出したことで広がったようです。

 

 認知されるようになったのはここ10年ほどでしょうか。元々なじみが薄いこともありし、太巻きはやっぱり切って食べたい、と理由をつけて食べるチャンスには巡り合いませんが。ただ、「ニッパチ」の閑散期のテコ入れ策としてうまくはまった事例でしょう。

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■チョコレートを贈る風習はちょうど80年前に始まった

 イベントの少ない2月のうまくはまったテコ入れ策といえば、何といってもバレンタインデー。2月14日の聖バレンタインが殉教死した日を欧米では「愛の日」として祝う風習があり、カードや贈り物を交換することが行われていたそうです。

 

 女性が男性にチョコレートを贈るようになったのは日本ならでは。「モロゾフ」が今からちょうど80年前の2月14日に広告を出したことに始まります。その後、別の洋菓子メーカーも「バレンタインデーにチョコレートを贈ろう」というキャンペーンを行うなどして、少しずつ定着していきました。

 

■年越しそばはなぜ食べる?

 全国的に行われているものでも、その由来について「え、そうだったの?」と思わせるものがありました。最近のテレビ番組で「年越しそば」を食べるシーンがありました。その由来について「(そばが)切れやすいので、一年間の苦労などを切り捨て、翌年に持ち越さないように」と説明していました。

 

 「細く長いそばを食べることで、心身ともに末永く健康であるように」と何の疑いもなく信じていた筆者にとっては、「そばって切れやすいの?」、「そういう解釈もあるのか」と。縁起を担ぐ点は変わりませんが、その違う由来を知る機会となりました。

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