読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

広報パーソンのつぶやき

事業会社の広報担当者と広報コンサルティングの経験からコミュニケーション全般をメインに、ライフスタイル風なネタも。

人を動かすのに必要なのは「誠実な関心を寄せる」こと

■コミュニケーションにおける「もんしろちょうちょう」

 日経新聞の3月7日付夕刊に「交流会での人脈の築き方」のポイントとして「もんしろちょうちょう」という“語呂合わせ”が印象に残る記事がありました。筆者自身は交流会にはほとんど出席したことはありませんが、日々初対面を含めていろんな方と会うので、その時の心得としても覚えておきたいポイントといえます。

人脈、交流会での築き方 質問・同調・傾聴、狭く深く SNS友達…|くらし&ハウス|NIKKEI STYLE

 

 余談ですが、交流会に何度か出たことがあるという人に聞いたところ、「保険関係の人が多い」と内情をあかしてくれました。全てがそうではないでしょうが、交流する目的にお互いで齟齬があると「無駄足」になることもあることは知っておくべきでしょう。

 

 さて、その「もんしろ・ちょう・ちょう」ですが、「もんしろ」は「質問しろ」。「ちょう・ちょう」は「同調」と「傾聴」のことです。相手に関心を持ってもらうには、自分が相手に関心をもって「質問する」。そして、相づちをうって、熱心に相手の話に耳を傾けることが大事だと。

yhkhashimoto.hatenablog.com

 

■誠実な関心が人を動かす

 「人を動かす」というビジネスパーソン必読の名著で知られるデール・カーネギーのトレーニングに出たことがあります。受講時に渡される「ゴールデンブック」の冒頭に「より親しみやすい人になる」ための項目が9つ示されています。

人を動かす 新装版

 その中に「誠実な関心を寄せる」というのがあります。ビジネスでもプライベートでも、相手に対する「誠実な関心」が信頼関係を築くための基本だ、ということを改めて知るきっかけとなりました。ただの関心ではなく、「誠実な」関心というのがポイントです。

 

 「関心」という単語が出てくる項目がもう一つ。「相手の関心に合わせて話をする」です。自身の経験に照らしても、相手の話に興味がないとか、中身のない話が続くようだと”苦行”に違いありませんが、「信頼関係を築きたい」と思える相手なら、そもそも”苦行”とは感じないだろうし。

 

 前述したように、交流会はあたりはずれがつきもの。その点、学びの場での交流のほうが後につながりやすいと感じます。自分の関心のある分野なら何でもいいのですが、志(例えば英語をレベルアップしたいとか)が近いと、「関心のバイアス」が交流会と違って少ないのではないかと。

 

 もちろんスキルアップ自己啓発が目的なので、人との交流は二の次でしょうが。とはいえ、主催側が受講者同士の交流を促す場合もあります。特に複数回続くようなものなら、顔なじみにもなりやすい。人脈を広げたいなら、交流会よりも個人的にはおススメです。デール・カーネギーのトレーニングもそうしたものの一つでした。

f:id:yhkhashimoto:20151028152550p:plain