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広報パーソンのつぶやき

事業会社の広報担当者と広報コンサルティングの経験からコミュニケーション全般をメインに、ライフスタイル風なネタも。

ちょっと風変わりな席のゆずり方の体験談

ライフスタイル 読書

特別お題「心温まるマナーの話」by JR西日本
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/jrwest

 

■ちょっと風変わりな席のゆずり方の体験談

 電車に乗っていて、目上の人やおなかの大きい女性に席を譲ることがありますが、ちょっと風変わりな席のゆずり方をかつて体験しました。

 

 週末を都内の郊外で過ごした帰りに、連れと二人で座っていました。そこへ同じ会社の同期の友人が突然面前に現れます。彼とは入社後の研修で一緒になって以来なので、10年以上経っていました。挨拶もそこそこに、「あそこに妊婦が立っている。席を譲ってあげてほしい」と。

 

 車内が混んでいたし、ちょっと離れたところに立っていたので、その女性にも同期の友人にも気がつきませんでした。ちょっと戸惑いながらも、その友人の申し出に応じて、その女性に席を譲りました。女性もいたく恐縮していましたが。

 

 友人の女性に対する気遣いが感じられる出来事でした。ただ、自分が同期の友人の立場だったら同じことができたか、と問われたら正直自信がありません。友人に「久しぶり」と声をかけるだけだったかも。

 

 女性が遠慮するかもしれない、座っていた筆者にそっけない態度をされるかもしれない。そういう反応をされるかもしれなくても、「自分が正しいと思う気遣いを相手に伝えることも時に必要なのだ」と感じました。

yhkhashimoto.hatenablog.com

 

「相手を思いやる」質問術

 他人の気持ちはわかりませんが、わからないからこそ、質問するしかない。「自分はこうすべきだ」と思っていても、相手も同じように感じているとは限らない。自分が体験したこのケースでは三者の気持ちがまとまりました。しかし、これが合致しなければ、その思いも「親切の押し売り」になったかもしれません。

 

 「相手を思いやる」質問術として、「たちつてと」というのがあります。「相手の心をグッとつかむ話し方」(2013年)からの引用です。それによれば、以下の質問フレーズを上手に使えば、進んで相手が話してくれ、求めていることも見いだせると。

相手の心をグッとつかむ話し方(三笠書房 電子書籍)

た:「たとえるならば、何になるでしょうか?」(具体的に)

ち:「ちなみに~の場合はどうでしょう?」(別の角度から)

つ:「つまり~ということですね?」(要約して確認)

て:「どの程度でしょうか?」(正確な量を知る)

と:「と、おっしゃいますと?」(さらに深掘り)

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