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広報パーソンのつぶやき

事業会社の広報担当者と広報コンサルティングの経験からコミュニケーション全般をメインに、ライフスタイル風なネタも。

なぜラーメン店はテレビで取り上げられやすいのか?

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テレビはハードルが高い?

 テレビ局の関係者が常に意識していることに視聴率があります。テレビ局もキー局、準キー局、地方系列局、独立UHF局と様々ですが、東京にある主要放送局であるキー局や、大阪に本社を置く準キー局では、それ以外のテレビ局に比べて、視聴率に対する意識が顕著だといいます。

 

 それもそのはずです。スポットCMの料金はパーコスト(視聴率1%の値段)という指標が用いられるから。視聴率が上がらなければCMの料金も上がらないというわけです。たとえ報道番組であっても、視聴率を意識するのは当然といえます。

スポットCMの基本セールスパターン | テレビCM実践編 | 日テレ 広告ガイド

 

 報道の現場に長く携わっていれば、勘と経験で「視聴率がそれなりに取れる」と思えるネタというものがわかってくるでしょうから、そこから外れたものはますます取り上げられる機会を逸してしまうことになります。

 

 筆者は素材メーカーの広報担当者をかつて務めましたが、テレビに取り上げてもらった回数はそれほど多くありません。あらゆる製品に使われる素材、日本を支える基幹産業という自負がありましたが、テレビ局側からすると「わかりにくいし、画にもなりにくい」と捉えられていた面もあったかもしれません。

yhkhashimoto.hatenablog.com

 

■テレビと相性のいい消費者に身近なもの

 その点、衣食住など消費者に身近な企業や商品は、取り上げられる可能性は高いので、うらやましく感じていたものです。先日話を伺った地方のテレビ局関係者によれば、取り上げられやすい“鉄板ネタ”として、「ラーメン、子供、ペット」を挙げていました。

 

 日本人の好きな食べ物といえば、寿司、ラーメン、焼き肉が上位に上がります。節約志向が広がる中で、支持を得やすいのはやはりラーメンでしょう。1000円札でおつりがくる有り難い食べ物ですから、視聴者の共感も得やすいことは想像に難くありません。

 

 しかも、筆者などはラーメンの映像が出れば、思わず身を乗り出して、舌なめずりをしてしまうこともあるくらいなので、「わかりやすいし、画にもなる」のは間違いない。

 

 とはいえ、全国に3万軒以上のラーメン店があります。言うまでもありませんが、テレビに取り上げてもらうことはたやすいことではない。そこで、普通においしいということだけでなく、「他店にはない新しい何か」×「ちょっとしたサプライズ」が必要です。

yhkhashimoto.hatenablog.com

 

 「テレビに出たお店」というサイトを見つけました。そうしたラーメン店をリサーチし、テレビに取り上げられた理由を探るのも一つの手。空腹を満たすついでに、自分たち自身の「新しい何か」×「(ちょっとした)サプライズ」のヒントを探しに行ってはどうでしょうか。(ラーメン店だけで全国5000軒以上の掲載があります。)

r.gnavi.co.jp

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