全国の観光地のパンフレットが手に入る東京駅にほど近い場所
■全国の観光地のパンフレットが手に入る場所
観光地に出かけて欠かさないものにガイドブックや現地で手に入れるパンフレットがあります。全国の観光地のパンフレットが手に入る場所が都内にあります。JR東京駅、あるいは地下鉄日本橋駅から歩いて数分のところにある日本橋プラザビル1階の「ふるさと情報コーナー」です。
9月13日付の朝日新聞地方面「謎とき!日本一」というコラムで、この場所が紹介されていました。この界隈は、新社会人になったずいぶん前に会社の近くだったこともあって、以前から知っている場所です。
記事によると、全国の自治体や観光協会が作ったパンフレット約2600種類が都道府県別に並んでいます。気になるパンフレットは無料で持ち帰ることができます。道産子の筆者にとって興味深かったのは、来訪者が持ち帰ったパンフの上位ランキング。昨年度の人気トップは札幌市の「札幌観光マップ」で4年連続なのだそう。
2位と3位は金沢市、4位仙台市、5位函館市と続きます。北陸新幹線や北海道新幹線の開業効果がここにも表れているようです。トップ10には6位にも小樽市が入り、北海道が3か所ランクインしています。逆に関西方面は8位の京都市だけでした。
ちなみにこの記事は、地域活性化センターが4月に発表したプレスリリースがベースになっています。
■北海道に関する通訳案内士試験の問題
そういえば今年の通訳案内士試験の一般常識に、2016年3月に開業した北海道新幹線の出題がありました。「東京駅と新函館北斗駅を最速( )で結ぶ」という、正しい所要時間を答えるというものです。四択問題で①2時間42分、②3時間32分、③4時間2分、④5時間52分が選択肢でした。(正解は③)
北海道がらみの問題といえば、2015年の外国人延べ宿泊者数で一番多かった都道府県を選ぶというものもありました。京都府や沖縄県など5つの選択肢の中に、北海道もありました。
東京都がもちろんダントツで2位が大阪府ですが、選択肢にはありません。漠然と「京都しかない」と思いましたが、答えは北海道。京都府(458万人)よりも北海道(564万人)が100万人近くも多いとはちょっと意外です。
なお、冒頭の「ふるさと情報コーナー」同様に東京駅からほど近い場所に、北海道のアンテナショップがあります。道産子には懐かしく、「内地(道外のことを道産子はこういいます)」の人には珍しい食べ物がたくさん置いています。