広報パーソンのつぶやき

事業会社の広報担当者と広報コンサルティングの経験からコミュニケーション全般をメインに、ライフスタイル風なネタも。

広報担当者が意識しておくべき「時間」とは?

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■新聞社と締め切り時間

 インターネットを通じてニュースなどの情報が得やすくなりました。文章量の自由度が高く、何より時間の制約がありません。しかし、他の4マス媒体、つまり、テレビ、新聞、雑誌、ラジオには時間の制約があります。尺に収まるように編集したり、締め切り時間に間に合わせるように原稿を書いたり。

 

 全国紙の締め切りは、通常6回あるとされています。朝刊が4回、夕刊が2回です。筆者が購読している朝日新聞の場合、朝刊は11版から14版、夕刊は3版と4版があります。数字が若いほど締め切り時間が早く、印刷工場から遠い地域が配達の対象となります。

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 筆者は東京に程近いところに住んでいますが、14版ではなく13版です。締め切り時間は新聞社内の秘密とされていることなので、詳しくはわからないし、社によっても違うでしょうから一概に言えませんが、11版22時ごろ、12版23時ごろ、13版0時半ごろ、14版1時半ごろとされます。夕刊の最終版(4版)は13時半ごろです。

 

 産経新聞の場合、12版からスタートし、15版で終わります。(九州地区には11版も刷られているようです)なぜ、こうした数字が割り振られているのか筆者も詳しくは知りませんが、最終版の時間はどの社も夜中の1時半ごろと決められています。ちなみに正確には1時25分と聞いたことがあります。

 

 上記は東京本社版の例ですが、大阪本社版にはもう少し余裕があります。大阪本社の最終版は1時45分です。このように同じ新聞社内でも、東京本社版と大阪本社版で違います。たかが20分ですが、ニューヨークでは前の日のお昼に相当する時間なので、この間にダウ平均がxxドル突破ということが起こらないとも限りません。

 

ギリギリまで気の抜けない仕事

 新聞記者たちが締め切りに追われることがこうしたことでわかると思います。広報担当者として、何度も記者たちと飲みに行きましたが2次会に繰り出すことも当時(20年ほど前)は珍しくありませんでした。

 

 2次会が終わる23時過ぎに、筆者たちと同様に帰るのかと思うとさにあらず。仕事をしに記者クラブに戻るということが珍しくありませんでした。自分の書いた原稿のチェックやデスクからの指示を受けたり、取材の続きをしたりといったこともあるでしょうが、ほろ酔い気分から再び仕事モードにならざるを得ないのは、「抜かれる」心配が尽きないからではないかと感じます。

 

 そんな彼らの姿を見て、「締め切り時間のギリギリまで気の抜けない仕事なんだな」としみじみ感じたものです。広報担当者としては相手の締め切り時間を意識しながら、付き合うのが鉄則です。

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