長年のガラケーユーザーが触手を動かすかもしれない折りたためるiPhone
■スマホのメリット
ガラケーとiPodtouchの併用を続けています。スマホ全盛の中で、保有するメリットを感じられないまま現在に至ります。スマホのメリットといえば、「いつでもどこでもインターネットにアクセスできる」、「LINEなどSNS操作に便利」、「写真がきれいに撮れる」あたりでしょうか。
通勤などの移動時間にスマホとにらめっこしている人があまりに多い昨今ですが、筆者の場合、新聞や雑誌を読んだり、沈思黙考(単に寝ているだけの場合が大半)したりすることで、すき間時間をやり過ごします。
ある人は「乗り換え検索ができる」ことをメリットに挙げていましたが、家や会社のPCで事前に調べておけば済むことです。ゲームに興じる人も多いと感じますが、そこに興味を見出さなければ、メリットとは言えません。
「いまだにLINEをしてないなんて」と言われそうですが、使ってなくて困ったことは一度もありません。携帯メールで十分ではないかと。残念なことに、LINEの普及で携帯メールが短文になった結果、反応が「それだけかい」と感じることが増えましたが。
撮った画像がきれいという意見も聞きます。5年以上前のガラケーやiPodtouchなので解像度はたかが知れていますが、きれいな画像を残したいならスマホではなく、やはりカメラのほうがいいんじゃないかと思います。
■ガラケーのメリット
一方、ガラケーのメリットは、何といっても「通信費の節約になる」。端末代金を支払っているときとそうでない時で月々の料金は違いますが、仮に8000円としたら、現行より月5000円も余計に払うことになってしまいます。一か月の新聞代が浮く計算です。
スマホに比べて、「耐久性が高くバッテリーも長持ち」も見逃せません。スマホ画面が無残に割れたものを使っている人をたまに見かけますが、ガラケーではそのようなことはまずありません。バッテリーの寿命にも関係するでしょうが、iPodtouchは一日で危険水域ですが、ガラケーは2,3日は何とかなります。
もう一つ見逃せないのが、「二つ折り出来る」です。今から20年前の携帯が普及し出したころには二つ折りはほとんど見かけませんでしたが、その後は二つ折りが主流になりました。二つ折りにしてスマホと似たような大きさ(幅は狭い)になり、収納面、耐久面が格段に良くなります。
そんな中最近、「iPhoneが二つ折りを2018年に投入の可能性」との報道に触れました。これで、通信費の差が小さくなるか、スマホでネットをあまり利用しない人向けのプランができれば、これまでスマホに背を向けてきた筆者もかなり触手が動きます。