広報パーソンのつぶやき

事業会社の広報担当者と広報コンサルティングの経験からコミュニケーション全般をメインに、ライフスタイル風なネタも。

プレゼンを相手に届けるには「体験を語る」ことが大事

f:id:yhkhashimoto:20170309201452j:plain

■日本とアメリカのプレゼンスタイルの違い

 先日、アメリカのとある業界の会合に出た印象を書きました。英語はやはり大事だなと。出来て困ることはないと断言できるので、日ごろから研さんを積んでおくときっと活かせる場面が出てきます。それを改めて実感しました。

yhkhashimoto.hatenablog.com

 

 もう一つ感じたのがプレゼン力です。日本語の同通は入りましたが、筆者のように業界にも専門用語にも精通してなければ、理解度は察するに余りあります。それでも演台を離れて堂々とリスナーと向き合ってプレゼンする姿はとても手慣れた印象を持ちました。

 

 「手で持つマイクではなくハンズフリータイプを使用」、「スライドに文字は控えめ」。この二つが特徴でした。日本ではポディウムに置かれた固定のマイクで手元のPCを見ながらプレゼンを進めるスタイルが大半だし、プレゼンターのスライドも文字情報が必要以上に多い印象です。

 

 このようにプレゼンスタイルとそつないスライドは学ぶべき点は多い反面、話している内容は必ずしもそれに追いついていないとも感じました。筆者のように、英語力や業界精通度に難があるような人には特に。

yhkhashimoto.hatenablog.com

 

■プレゼンを相手に届けるには「体験を語る」ことが大事

 世界からいろんな人が集まっているわけだから、どんな人にも何か印象づけられるようにするとよりプレゼンが際立つのではないかと思います。簡単なようでもちろん難しいわけですが。

 

 会合の最後の日にNASAの女性宇宙飛行士の講演がありました。この方の話が一番面白かった。宇宙船の中ではくしゃみは禁物だとか、母親が作ってくれたバースデーケーキを宇宙船内で食べようとしたら誰かに食べられてしまったとか。

 

 「宇宙飛行で最も危険な局面は?」との問いに、「三つある」と前置きして、「一つはテイクオフのとき、二つ目は帰還時、そして三つ目はその間全て」とウィットに富んだ答えをしたり。

 

 やはり体験に基づく話は聞き手の関心を大いに引き出す、とここで感じました。専門分野のことを話す時もできるだけ話を分かりやすく、そして他人は経験できない自身の体験を混ぜるとより話がイキイキすると思います。

 

 自身の体験は臨場感をもって人に伝えられる代えがたいものです。プレゼンテクニックはさておき、体験の引き出しはいろいろ持っておけば、聞き手の気づきにつながることもあるはずです。

yhkhashimoto.hatenablog.com

 

f:id:yhkhashimoto:20151028152550p:plain