広報パーソンのつぶやき

事業会社の広報担当者と広報コンサルティングの経験からコミュニケーション全般をメインに、ライフスタイル風なネタも。全国通訳案内士(英語)

上海では出国時のセキュリティチェックに気を付けよう

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前回訪問時の上海(外灘にて)

■6年ぶりの上海訪問

 2泊3日で上海に行ってきました。3度目の訪問です。前回の訪問は震災の年でしたので、6年ぶりです。前回は上海の代表的な観光地にもいくことができましたが、今回は残念ながらそうした余裕もなく、唯一の楽しみは食事でした。天気にも恵まれず、宿泊先のホテルから訪問先まで徒歩で10分ほどでしたし、党大会前でレストランも遅くまでやっていないということでした。

 

 中国は買って帰るお土産が難しいと言われます。その中でお茶は比較的選ばれやすいものですが、デパートは品数が豊富でティーバックでお土産用として販売している商品も多く、おススメです。ちなみに「北京ダック味」と「麻婆豆腐味」の「プリッツ」が空港の売店に置いていました。店員によると美味しいとの事で勧められるままに買いました。会社のお土産としては評判は上々でした。

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■二度目の上海ガニ

 今がちょうど旬の上海ガニを食べるチャンスがありました。一般に9月から12月がベストシーズンだとされていますが、特に「10月のメス、11月のオス」が格別だそうです。今回行ったレストランではオス3匹とメス2匹が同じ値段でした。今のレートで日本円で2000円ほどでした。

 

 上海ガニを食べたのは2回目でしたが、日本で食べられるカニと違って小ぶりなので「食べにくい」という印象は今回も拭うことができませんでした。食べられそうなところは頑張って食べましたが、上手に食べる地元の友人を尻目に、手拭きをずいぶん汚してしまいました。

 

 ちなみに上海ガニを食べるとき、その友人から「エラと心臓は食べないように」と注意を受けました。エラは不衛生、心臓は体を冷やすのがその理由ということでした。注意を受けないとうっかり食べてしまいそうでしたが。

 

■出国時の残念な出来事
 上海ガニ以外、特段の収穫にない上海出張でしたが、残念なことが一つありました。それは出国時のセキュリティチェックでの出来事です。上海の浦東(PUDONG)空港に着いて、フライトのチェックインを済ませた後に土産物を探して回り、前日に飲んだものと同じ銘柄の紹興酒が売られていたので、(日本円1200円ほどでしたが)一本購入しました。一緒に出張に行った先輩も一本買いました。

 

 荷物は預けず、機内持ち込みにしましたので、そのまま出国手続きを経て、セキュリティチェックに向かいました。キャリーバッグにショルダーバック、そして5分前に買ったばかりの紹興酒を紙袋に入れて。

 

 自分の順番が来たので、粛々とチェックを受けようとしたら、横柄な係官が紹興酒を見つけるなり、「これは持ち込み不可」だと信じられないことを言い始めます。ライターの没収は覚悟してましたが、買ったばかりの紹興酒は全く想定外でした。

 

 「さっき買ったばかりですよ。何がいけないの」と日本語でささやかな抵抗を試みましたが、言葉も通じないし、相手は杓子定規にことをすすめたいだけようなので、「没収」に泣く泣く応じました。心の中で「冗談じゃない」と思いましたが、「郷に入っては郷に従え」するしかないかなと。

 

 ちなみに先輩は、「冗談じゃない」と係官と一触即発になり、出国手続きを済ませたにもかかわらず、再び外に出て荷物を預け、出国手続きをやり直しました。なので、一度押された出国のスタンプには手書きでバッテンマークが付けられ、その隣に同じスタンプが押されていました。(笑)

 

 アメリカ入国の際のセキュリティチェックも辟易しましたが、中国では、入国はスムーズでしたが、出国が必要以上に厳しい印象です。

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