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広報パーソンのつぶやき

事業会社の広報担当者と広報コンサルティングの経験からコミュニケーション全般をメインに、ライフスタイル風なネタも。

「首相動静」の時間が分単位でそろっている理由

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■首相の一日の動向がわかる記事

 どの新聞にも必ず毎日載っているものの一つに、前日の総理大臣の動きを時系列にまとめたものがあります。例えば、朝日新聞では「首相動静」、産経新聞の「安倍日誌」、東京新聞の「首相の一日」のように。

 

6月7日の午前を例にとると、朝日新聞は以下の通り。

 【午前】9時28分、自民党本部。32分、自民党役員会。10時1分、官邸。2分、報道各社のインタビュー。5分、閣議。14分、林幹雄経済産業相。20分、森山裕農林水産相。26分、遠藤利明五輪担当相。54分、下村博文自民党総裁特別補佐。11時25分、河井克行首相補佐官。33分、木村太郎自民党広報本部長。

 

一方、産経新聞は若干詳しく書かれています。

【午前】9時11分、東京・富ケ谷の私邸発。28分、自民党本部着。29分、総裁応接室入る。32分から55分、同党役員会。57分、同室出る。58分、同所発。10時1分、官邸着。2分、報道各社のインタビュー。5分から11分、閣議。14分から19分、林幹雄経済産業相。20分から25分、森山裕農林水産相。26分から37分、遠藤利明五輪相。54分から11時24分、下村博文自民党総裁特別補佐。25分から32分、河井克行首相補佐官。33分から42分、木村太郎自民党広報本部長。

 

 ちなみに、東京新聞朝日新聞と内容が全く一緒でした。首相の予定は、前日の夕方に内閣広報室の担当者が、日程を書いた紙を各マスコミに配って回ります。しかし、予定外の突発的なこともあるだろうし、時間通りにすべてが進むわけではありません。

 

 3紙を読み比べると、分単位でピタッと合っていることがわかりますが、各マスコミの「総理番」が「何時何分に官邸入りでいいですね」とすり合わせているからだといいます。マスコミに事前に公開されていることも多いので、取材力が求められるポジションとは言い難い。そこで未熟な記者が担当することが多いらしい。

 

 特に民放テレビの政治部では記者経験はおろか、社会人経験が少ない人間が「総理番」を務めるといいます。ちなみに、経験が浅いという点では似ていますが、全国紙(日経は例外)やNHKの場合、東京の政治部に配属される前に大抵、地方の支局を数年経験します。

 

■見学ができる国会議事堂

 国会議事堂の中を見学する機会がありました。受付での登録を済ませた後、空港で行われるような手荷物検査を経て、中に入りました。一般の見学者にも衛視の誘導があり、ガイドもしてくれます。入場料はかかりません。

 

 国会議事堂は、1936年に完成したということで80年前の建造物。天皇陛下専用の御休所や本会議場以外は撮影禁止ということで物々しさを感じながらも、1時間ほどのツアーで日本の政治の中心に触れることができます。

 

 筆者は近くに仕事で来て、スキマ時間があるということで、特に意識もせず、衆議院を見学しましたが、別の受付から参議院の見学もできるようです。関心のある方は事前にHPで調べてから行くのがおススメです。

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