広報パーソンのつぶやき

事業会社の広報担当者と広報コンサルティングの経験からコミュニケーション全般をメインに、ライフスタイル風なネタも。全国通訳案内士(英語)

2017-01-01から1年間の記事一覧

通訳案内士にどうやらなれたようです

更新が滞っていました。その理由の一つが通訳案内士試験対策でしたが、先日合格発表がネットでありました。 ■受験のきっかけ 2009年に両親と北京と西安に行く機会を得て、そこで日本語の堪能なガイドに出会ったこと、そして新聞でセカンドキャリアとして「通…

上海では出国時のセキュリティチェックに気を付けよう

前回訪問時の上海(外灘にて) ■6年ぶりの上海訪問 2泊3日で上海に行ってきました。3度目の訪問です。前回の訪問は震災の年でしたので、6年ぶりです。前回は上海の代表的な観光地にもいくことができましたが、今回は残念ながらそうした余裕もなく、唯一の楽…

三人の登壇者がいる記者会見でサブスピーカーはどちらに座るべきか

■三人の場合は左(向かって右)が上位 先日、三人で記者会見を開くことになった場合、「メインスピーカーに次ぐ立場の人は、向かって右側に座るべきか、それとも左側に座るべきか?」、という質問を受けました。広報関連の業務に就いて20年余りですが、メイ…

通訳案内士試験に再チャレンジ(一般常識)しました

■一般常識に再チャレンジ 昨年、通訳案内士の試験に初めてチャレンジをしました。英語がTOEICの点数によってギリギリ免除だったので、日本歴史、日本地理、そして一般常識の三科目の受験でした。結果は、歴史と地理はパスしましたが、一般常識が不合格でした…

危機管理広報における「アクティブ・セイフティ」と「パッシブ・セイフティ」

■危機管理広報が目指すべき二つのこと 危機管理広報について説明するときに目指すべき二つのことをよく話します。一つ目は「日ごろからの備えを怠らず、そもそも危機に陥らないようにする」ことです。会社にダメージをもたらしうる危機は年々多様化しており…

小樽市に初めてふるさと納税を行いました

■初めて行ったふるさと納税 節税をしながら地方の名産品をお取り寄せできる「ふるさと納税」に初めてチャレンジしました。お目当ての街に貢献もできて、ほしいものも手に入れられる、しかも節税にもつながるというなんともうれしい制度です。この制度が取り…

朝日新聞の経済部記者の働きぶりがわかる記事を読んで

■朝日新聞経済部記者の働きぶりがわかる記事 朝日新聞では「働き方改革を問う」という連載が続き、昨年来大きくクローズアップされたこの問題を追いかけています。その中で「朝日新聞の記者」の働く現場の実態を掘り下げた記事が2017年7月9日の朝刊に掲載さ…

アラフィフブロガーがおススメする『夏うた』の定番10曲

今週のお題「私の『夏うた』」 アラフィフブロガー(苦笑)でもたまにはこういうお題にチャレンジさせてください。音楽は人の心を豊かにしてくれるものです。NO MUSIC NO LIFEということで、70年代後半から長く音楽を聴いているものとしておススメの10曲を紹…

消費者より弁護士を重視する企業姿勢が破たんを招いた?

■消費者より弁護士を重視する企業姿勢 先日、会合で初めてお会いした大手自動車メーカーのOBは、エアバッグの欠陥問題により経営破たんしたタカタについて、「(タカタは)弁護士の言うことを聞きすぎる一方で、ユーザーの言うことを聞かなかった」と評し…

「切手が長い」という記事を読んではがきの料金の値上げを知る

■来月からはがきの料金が52円から62円に 子供の頃に、父の影響で切手を集めていたことがあります。周りにもそうした友達がいたので、よく交換していたことを思い出します。外国の切手は、無くしてしまいましたが、日本の切手だけは今でも手元にあります。切…

「お詫び広告」のコレクション

■「お詫び広告」のコレクション クライアントへの情報提供のために、「お詫び広告」を収集する方と一緒に仕事をしていたことがあります。日々の新聞チェックを通じて集めたお詫び広告のうち、回収規模が大きかったり、クライアントにとって参考になりそうだ…

人生最期の食事には「春」を楽しみたい

お題「人生最後の日に食べたいご飯を教えて下さい。」 ■人生最期の食事には「春」を楽しみたい 飲んでいるときに「お題」と似たような話題になったことがあります。その時は、「人生最後の日に食べたいものを『二つ』教えて」というものでした。中には食べた…

炎上で人生を壊された人についての本

■「世界最大のネット炎上事件」 この2月に発売された「ネットリンチで人生を壊された人たち」という本を読みました。新書にしては分厚い本ですが、著者の緻密な取材もあって、とても読み応えがありました。この中で「世界最大のネット炎上事件」のことを初め…

「初めての給料で、親に感謝の意を示そう。きっと、父や母は胸を熱くする。あなたの心は温まる。」

■「新入社員の皆さんへ」 4月に新社会人となって、初めての給料を手にした人もいるのではないでしょうか。新調したスーツに身を包んだその姿は、集団で行動していることが多いこともあって、一見してそうとわかります。 当ブログで何度か取り上げている朝日…

猫検定とミルクボランティア

■「第一回猫検定」の開催を新聞で知る 週末にスポーツ紙を読むのを日課としていますが、4月16日の紙面に「猫検定」に関する記事が出ていました。様々な民間資格や検定がありますが、この猫検定は今年が第一回目でした。全国の5都市で3月26日に行われ、4000人…

社長のツイッターを読んでいなければ入社できない会社

■社長のツイッターを読んでいなければ入社できない会社 「採用面接で『私のツイッターを読んでいますか?』と聞いている」とつぶやいたソフトウェア開発会社の社長のツイートが波紋を呼んだという話を最近聞きました。その理由は、これに続けて「読んでいな…

通販大手の倉庫火災は模範事例になり損ねた失敗事例

■危機管理広報の模範事例 危機管理広報の模範事例として広報担当者の間で知られているとおもうのは、米J&Jのタイレノール事件と参天製薬の脅迫事件、そしてアルジェリアで起こったテロ事件での日揮の対応です。 yhkhashimoto.hatenablog.com yhkhashimoto.ha…

社員のロイヤリティを高め、会社のPRにもつながるまたとない機会

■入社式に想う 新年度入りして初めて会社に行く日となった4月3日、多くの企業で入社式が行われました。朝日新聞の翌日の紙面では、登場順に電通、東海東京フィナンシャルホールディングス、丸紅、ニコン、トヨタ自動車、東芝の様子が紹介されました。 www.as…

プレゼンを相手に届けるには「体験を語る」ことが大事

■日本とアメリカのプレゼンスタイルの違い 先日、アメリカのとある業界の会合に出た印象を書きました。英語はやはり大事だなと。出来て困ることはないと断言できるので、日ごろから研さんを積んでおくときっと活かせる場面が出てきます。それを改めて実感し…

英語力の維持におススメの方法

■英語力の重要性を改めて感じる とある業界の大掛かりな会議を聴講する機会がありました。アメリカで開かれたものです。とにかく会場の冷房が効きすぎでした。我々日本人の中には、ダウンジャケットを上着の上から羽織っている人すらいましたが、向こうの人…

NASAのジョンソン宇宙センターに行ってきました

■アメリカ四番目の都市ヒューストン 2月の末から一週間ほど仕事でアメリカのテキサス州ヒューストンに行きました。残念ながら他の都市にはいかず、ヒューストンにずっと滞在しました。現地の人によると、アメリカで人口の多い都市ビッグスリーはニューヨーク…

飛行機が飛び交うアメリカの空港でまさかの消火訓練!?

■上着やベルトを外して、靴も脱いで行儀よく並ぶ唯一の場所 アメリカに10数年ぶりに行きました。昔行ったときは面倒と感じたことはありませんでしたが、思いのほか入国手続きが大変です。まず2009年からESTAが義務化され、渡米前に申請を完了しておく必要が…

日本に住む外国人の「順応度」を図る三つの指標

■日本に住む外国人の「順応度」のはかり方 先日のブログで書いた「トーキョーの謎は今日も深まる」に日本に住む外国人の「順応度」を図るために、「箸、納豆、正座」の三つがあると述べています。日本人でも、箸の持ち方が変わっていたり、納豆や正座が苦手…

東京の生活に慣れたという一番わかりやすい目安

■謝罪のスピード 米国出身で現在、東京都内の私大で教鞭をとっている著者が書いた「トーキョーの謎は今日も深まる」(2009年)に「謝罪のスピード」というコラムがありました。電車から降りるときに、うっかり隣の男性のつま先を踏んでしまって、とっさに足…

「常日頃から意識的に『広報資源』を蓄えておく」

■「常日頃から意識的に『広報資源』を蓄えておく」 広報担当者に長く読み継がれている小説に「広報室沈黙す」があります。この作品の著者である高杉良氏のインタビューを最近読みました。「企業広報完全マニュアル」(2014年)というムック本の巻頭にその記…

国立公園に訪れた外国人の数

■外国人に人気の高いのは富士箱根伊豆国立公園 2月8日の朝日新聞に「国立公園訪れた外国人 500万人超」という記事がありました。訪日外国人は増加の一途を辿り、2016年は前の年に比べて2割以上増えて、2403万人でしたが、5人に1人は国立公園に訪れている計算…

決算記事もメディアトレーニングも人工知能(AI)に置き換わる?

■AI元年と広報業務 去年あたりからAI(人口知能)の話題がニュースで登場する機会が増えました。最近の毎日新聞に、今月の末に行われる「東京マラソンの警備にAIでコース上の危険を察知して伝える仕組みが世界で初めて試験的に活用される」という記事があり…

千葉県富津市の「ふるさと納税」の記事から今年はやってみようかと思案中

■千葉県富津市のふるさと納税を知る 1月19日の朝日新聞の地方面(千葉首都圏版」に「ふるさと納税急増 当初目標の4倍」という記事が出ていました。千葉県の房総半島の東側にある富津市にスポットをあてた記事です。 すっかり市民権を得た感のあるふるさと納…

PR会社はメディアとのネットワークを持っているのか

■PR会社に期待すること 広報・IRの担当者やPR会社の社員がよく読んでいる雑誌の一つとして「広報会議」という月刊誌があります。2月号で107社へのアンケート調査による「企業の広報・PR活動」の結果が出ていました。 アンケートに答えた会社のほぼ半数の51%…

毎年予防接種を受けてもインフルエンザになってしまうことを身を持って体験した話

■インフルエンザワクチンの効果 ここ何年か続けてインフルエンザワクチンの予防接種を受けています。例年のこの時期に感染が広がりやすいので、11月ぐらいまでに注射を打つようにしています。効き目が表れるのに一か月ほどかかることを知ったのは最近ですが…