小樽市に初めてふるさと納税を行いました
■初めて行ったふるさと納税
節税をしながら地方の名産品をお取り寄せできる「ふるさと納税」に初めてチャレンジしました。お目当ての街に貢献もできて、ほしいものも手に入れられる、しかも節税にもつながるというなんともうれしい制度です。この制度が取り上げられる機会が新聞でも増えたので、初トライしてみました。
納税先は、筆者の心のふるさと「小樽市」です。6月上旬に申し込みをして、先日の品物が届きました。実は昨年度も小樽へのふるさと納税を考えていましたが、返礼品が残念ながら魅力的とは思えず、見送った経緯がありました。そうした筆者のような考えの持ち主が他にもいたのか、市のHPを見ると昨年度の寄付の合計額は723万円と過去9年間で下から二番目に低い額でした。
今年度はたとえ、返礼品はパッとしなくても、若いころに小樽にお世話になったお礼をふるさと納税の形で示そうと思いましたが、タイミングよく返礼品がグレードアップしました。昨年に比べて雲泥の差の内容です。おそらく寄付金の額も急上昇するに違いないでしょう。
■寄付でふるさとを応援しよう
寄付の申し込みをして、クレジットカードで手続きをすると間もなく、小樽市長からのお礼状が届きます。そして、「寄付金税額控除に係る申告特例申請書」(これを提出すると確定申告を行う必要がない。)とマイナンバーカードの写しを提出すると、後は品物を待つばかりです。
3万円の寄付をしましたが、数ある返礼品の中から、選んだのは以下の三品です。それ以外も土地柄、海の幸がやはり多い印象ですが、知る人ぞ知る「なるとの半身揚げ」なんかもあって大いに目移りさせられます。
ふるさと納税によって全国から小樽市に寄付されたお金は、市内の歴史的建造物や旧国鉄手宮線の保全などの合計6つの事業に充てられます。どれにするかは任意に選べることができます。
ちなみに、旧国鉄手宮線は、明治13年に市内の西に位置する手宮と札幌を結ぶ北海道で最初の鉄道路線です。その意味で、北海道開拓の礎を築いた路線です。当時は札幌以上ににぎわっていたと伝えられます。筆者が小樽に来た年に残念ながら廃線になってしまいましたが。
思った以上に手続きは簡単だし、品物も比較的早く届きます。年末にかけこみでふるさと納税が増えるという記事を以前読みましたが、夏休みの間に、どこに寄附をしようかとふるさとに想いを巡らすのもアリだと思います。