広報パーソンのつぶやき

事業会社の広報担当者と広報コンサルティングの経験からコミュニケーション全般をメインに、ライフスタイル風なネタも。

ストーリーやせりふ回しまで頭に入っているのに「繰り返し見てしまう映画」

今週のお題「映画の夏」

 

 ストーリーやせりふ回しまで、頭に入っているので、見る必要もなさそうですが、繰り返し見てしまう映画があります。特に、次の日が休みというような夏の一夜に思い出したように見てしまいます。

 

■「ゴッドファーザー」、「ゴッドファーザー パートⅡ」の魅力

 1972年、1974年に公開されたフランシス・フォード・コッポラ監督による不朽の名作です。一作目では、イタリア移民からニューヨークマフィアの大ボスになったドン・コルネオーネをマーロン・ブランドが、二作目では、ロバート・デニーロがその若いころを演じました。

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 ドンには3男1女がおり、長女コニーの結婚式から物語は始まります。血の気の多い長男ソニー、線が細くて不肖な次男フレド、そして大学出で軍隊でも功績を挙げた三男マイケル。そして血はつながっていないものの息子同然の弁護士のトムが主な登場人物です。アカデミー賞を取ったブランドやデニーロに加え、マイケルを演じたアル・パチーノなど、多くの俳優陣の好演が光ります。

 

 ドンのやり方に反対する勢力によってドンが野菜店の店先で撃たれて暗殺未遂となります。ソニーは当然のように報復を仕掛けますが、そのさなかに機関銃で「ハチの巣」にされてしまいます。ドンもマイケルに後を継がせるつもりはなかったし、本人にもそのつもりはありませんでしたが、この事件を機に、ファミリーのために裏社会で生きていくことを決意します。

 

 二作目では、イタリアのコルネオーネ島で家族を殺されて復讐を誓う若きドンがニューヨークで足場を固めていく過程と、時にファミリーに敵対する者への冷酷な決断を行いながら、合法的な組織として拡大しようとするマイケルの姿がオーバーラップしながら進行します。

 

■繰り返し見てしまうこの映画の魅力とは

 何度も見返してしまう理由は、脚本や編集の巧みさ、俳優陣の名演、音楽などです。印象的なセリフも多いのですが、その代表的なものとして、ドンが相談に来た相手に言う次のセリフです。

 "I'm gonna make him an offer he can't refuse. "

 直訳すると「彼が断わることのできない申し出をしてやる」ですが、「文句を言わせない」という意味として使われます。何度か登場するセリフです。マイケルも父に倣って、同じセリフを使っていたように記憶しています。

 

 そして、この映画の最大の魅力は、様々なプレッシャーと戦いながら33歳!という若さでこの作品を世に送り出したコッポラの力量に他なりません。

 

 ギャング映画というと雨とか夜、そして冬というイメージが強いです。この作品にもそうした場面が出てきます。他方で、マイケルの別荘地のあるレイクタホやキューバでのロケシーンはそうした陽気な音楽と太陽のイメージが強く印象に残ります。

 

 「ブレードランナー」や「或る夜の出来事」など繰り返し見てしまう映画は他にもありますが、その回数では、ゴッドファーザーシリーズが群を抜いています。なお、「パートⅢ」は見る前の期待度に比べて、小粒な印象が否めません。一作目、二作目があまりに凄すぎました。

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