広報パーソンのつぶやき

事業会社の広報担当者と広報コンサルティングの経験からコミュニケーション全般をメインに、ライフスタイル風なネタも。全国通訳案内士(英語)

かしこい?粗大ごみの処分法 (前編:婚礼ダンス)

 

 昨年、粗大ごみをいくつか処分しました。そのうち、最も苦労したタンスについて、ひょっとしたら参考になる方もいるかもしれないので紹介します。いわゆる婚礼ダンスというやつで20年以上前のものです。タテ2メートル×ヨコ1.5メートル×奥行50センチほどの大きさで、スペースばかりとる無用の長物でしたが、これまで処分の踏ん切りがつかずに放置していました。


 まず思いついたのは「リサイクルショップに引き取りを頼む」ということでした。しかし、「タダでも引き取れない」という返答でした。昔のタンスは全く人気がないようです。処分に困っている方は、試しに近所のリサイクルショップに問い合わせてみるのはアリだと思いますが、引き取ってくれる可能性はかなり低いという印象です。

 

 次に考えたのは「一般廃棄物回収業者に頼む」です。自治体のHPにも業者が掲載されていたので、何社かに聞いてみましたが、どこに頼んでも、軽トラックのチャーター料金、手間賃、自治体に払う処分代で概ね1万円以上かかるということでした。費用に納得感が得られるなら、これでもいいかもしれません。
 
 私はたかが(と言っては語弊がありますが)タンスの処分に万単位のお金をかけるのなら、別の事に使いたいと思ったので、やむなく放置を続けようかと迷いました。しかし、不要である事実は今後も変わらないし、何年もその状態にあったので、この際、部屋をすっきりさせようということで、最終的に「自力で解体して粗大ごみとして自治体に引き取ってもらう」という結論になりました。

 

 実際にやってみて感じたのは、解体そのものは簡単、ドライバー一本でできました。念のため、バールやかなづちも用意しましたが、不要でした。むしろ大変なのは解体後のパーツの持ち運びです。助っ人に加え、普段使わない毛布と台車があると負荷が軽くなるのでおススメです。

 

 毛布はタンスの下に敷くことで家の中の移動がかなり楽になります。また、玄関から外の回収ポイントまでの搬出に台車が不可欠です。私は5往復かかりましたが、台車が用意できなければ、この選択肢は見直したほう がいいです。

 
 台車はマンション共有のものを使ったので、粗大ごみとしての処分費用は約2000円で済みました。たとえ台車を新たに購入しても、高いものではないようなので、業者に頼むより安上がりで処分できそうです。 

スチール台車 SD-150

スチール台車 SD-150

 

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