猫をお留守番(2泊3日)させる時に気を付けるべき4つのこと
猫ぼっちの2泊3日のお留守番に初めて臨んでもらいました。3日目の朝ですが、マンションの管理人さんから「名札に『カイ』ちゃんと書いてあるが、携帯番号が判読しづらく考えられる番号に順番に電話している。飼い主の方でしたら、管理人室で預かっている」とのメッセージが入っていました。
「脱走したか~」と自らの不注意を呪いながら、コールバックすると、人のいい管理人さんは「いや~かわいいですね。すっかり私にも甘えちゃって。発見した住人の方から分けてもらったドッグフードと水をあげたところです」と。
お詫びと感謝の気持ちを伝えながら、すぐ引き取りに行くと伝えました。それから数時間後に再会しましたが、管理人室の机の上に鎮座しておとなしく待っていました。
(無事帰還してリラックスするカイ君。玄関にも柵を設置していました。)
やむを得ず夏場に猫だけの留守番(2泊3日)をさせるときの教訓です。
①サッシを空けておかず、エサはかなりたっぷり目に
暑い日が多いこの季節なので、網戸があるのでサッシは少し空け、100円ショップで買った網をつなぎ合わせた手製の柵も4か所に設置しました。普段は一つの部屋に居てもらいますが、今回は暑さ対策と寂しさをまぎらわすために、他の部屋にも行き来できるようにしました。
防犯上、閉め切る選択肢もありますが、暑さ対策のほうが気になりました。結果としてはこれが裏目に出ました。ベランダ側の柵が外れ、網戸が開いていました。サッシにつっかえ棒をしなかったことはわかっていましたが・・。そこからベランダに出てしまい、隣人のベランダに侵入、捕獲されたようです。
エサも水も多めに用意していたつもりでしたが、水もかなりなくなっていました。ちょっと多くないか?と思うぐらいを置いておきましたが、それでも完食していたので、エサや水はとにかくふんだんに用意しましょう。
②首輪には連絡先を明記する
今回、連絡をもらうきっかけは、名札付の首輪に携帯番号を書いていたことです。(それでもいろんな人に電話をかけてしまったようです。)たとえ完全室内飼いでも連絡先と飼い主の名前は必ず書いておくべきです。
③管理事務所に届出をする(ペット可能マンション限定)
ペット可能のマンションですが、管理事務所への届出を失念というか、「(室内飼いだし)まあいいや」と思っていました。でも、こういうときのために必要だということを痛感しました。隣人などに迷惑や心配を掛けることもあるので、届け出はしましょう。
④出来ればやめておく
カイ君の甘ったれな 性格も脱走の遠因にあったように思いますが、たとえ様子を見に来てくれる人がいたとしても、今回のようなことが起こりえます。(二晩続けて娘に様子を見に来てもらいました。)
心配が残るのなら、夏場の2泊3日以上の猫ぼっちの留守番は避けるか、ペットホテルにあずけるなどしたほうがいいかもしれません。
先週の朝日新聞の一面の「折々の言葉」に“A dog has an owner. A cat has a staff.”という英語のジョークが紹介されていましたが、猫と暮らすと意味するところがよくわかります。