広報パーソンのつぶやき

事業会社の広報担当者と広報コンサルティングの経験からコミュニケーション全般をメインに、ライフスタイル風なネタも。

「モノ離れ」の若者の関心が向かった先は、90年代の若者の関心と同じだった?

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■「モノ離れ」の若者が向かった先は90年代の若者と同じ?

  時間があると日経MJをまとめて図書館で読むことがあります。普段新聞を読まない人でも流行や情報に敏感な人にはおススメだし、気づきも多い。B2Cに寄っているのが人によっては物足りないかもしれませんが。

yhkhashimoto.hatenablog.com

 

 6月27日付の「日経MJヒット塾」というコラムに「若者のモノ離れ」が止まらないとする興味深い記事がありました。20代で「新製品に関心アリ」とする割合が5年前の調査に比べ23%から18%に下降。併せて、家電・パソコン、携帯電話、ファッション、化粧品への関心もそれぞれ下がっているらしい。

 

 そんな中、唯一62%から67%へと関心が高まったのが、「食品・飲料・お酒」。それまでの最大の関心事だった家電・パソコンやファッションを抑え、「20代最大の関心事となった」と紹介されています。

 

 90年代が20~30代だった筆者の当時を思い出すと、携帯電話もパソコンもないに等しい時代。バブルも崩壊した後だったし、ファッションを意識してる場合でもない。なので、「食品・飲料・お酒」というか、「お酒」しか楽しみがなかったような気もします。

 

 90年代は飲食店は今以上に活況だったし、女性も積極的に外食を楽しんでいた気がします。その意味で、(外食ばかりではないにせよ)今の若者と似ていて、回帰現象かもしれないかなと。

1990年代 流行ファッション | 年代流行

 

 近年の家電・パソコンのヒット商品の不在が、関心低下の要因の一つだとコラム氏は分析しています。一方の食分野では、10年の食べるラー油、13年のコンビニコーヒー、15年のコンビニドーナツやココナツオイルなどが「日経トレンディ」のヒット商品ランキングの上位に名を連ねています。

 

■「ドカ食い」から「デブ活」へ

 一方、6月6日付には「デブ活」という聞き慣れない言葉が。体形に関係なくストレス発散のために、普段は我慢してあまり食べないものを思いきり食べるしまうことを自虐的いう場合に使います。記事によれば「デブ活」とインスタグラムで検索すると、関連投稿は25万件を超え、10代、20代の女性を中心に盛り上がっているのだそう。

 

 ストレス発散などのための「ドカ食い」という言葉は昔からあった気がします。(ウェブの辞書にもあるくらいだから。)「デブ活」に近いニュアンスだと思いますが、つい食べ過ぎてしまったという罪悪感を自虐的な言葉によって薄めている効果があるという指摘はうなづけます。

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