広報・メディア
■新商品の発表だけで終わらせるのはもったいない 「ネタがない…」と嘆く場面が広報担当者なら少なからずあるのではないでしょうか。ニュースは文字通り“新しい”情報のことですが、世の中には知られていない情報もここに含まれます。 North、East、West、Sout…
■四本の脚で支えられたマーケティング 「マーケティング」とは「売れる仕組みづくり」を指します。以前受けた講座でも、「企業や個人が営む事業の目的を達成するためには、顧客に提供できる価値を創造し続け、しかもその価値をできるだけ広く伝えなければな…
■動画コンテンツに対して企業と生活者の間にギャップがある 企業の認知度やブランド力の向上のために、今やウェブサイトは欠かせない存在。コンテンツにも工夫を凝らして、魅力的な企業としてのイメージを醸成しようと多くの会社が工夫を凝らしています。 そ…
■「モノ離れ」の若者が向かった先は90年代の若者と同じ? 時間があると日経MJをまとめて図書館で読むことがあります。普段新聞を読まない人でも流行や情報に敏感な人にはおススメだし、気づきも多い。B2Cに寄っているのが人によっては物足りないかもしれませ…
■オバマ大統領の広島演説の日本語訳 新聞の読み比べをして、かつそれぞれを丁寧に熟読しないと気がつかないことがあります。それを先日の朝日新聞6月24日付「池上彰の新聞ななめ読み」で教えられました。5月末に来日したオバマ大統領の広島演説を取り上げた…
■広報活動は大企業じゃなきゃできないのか? 最近初めてお会いしたとある業界の役員の方が、広報活動について「大企業じゃなきゃできないこと。中小企業だとなかなかそこまではリソースを割けないのでは」と懐疑的な意見を吐露。確かに一面ではそうかもしれ…
■70代と心中する「紙」の新聞? 以前、NHK放送文化研究所が5年ごとに行う、「2015年国民生活時間調査」をブログで取り上げました。各年代とも新聞の行為者率(1日の中で15分以上見ている人の率)が減少していると。 yhkhashimoto.hatenablog.com 情報誌「FAC…
■外国人が選ぶ「クールジャパン」 1位100円ショップ、2位こたつ、3位カラオケ、4位町工場の職人、5位自動販売機。一見すると何の順位なのかわかりませんが、これは外国人が日本でかっこいいと思うものを毎回取り上げるNHKBS1の「クールジャパン」で紹介され…
■“炎上”と渋谷のスクランブル交差点の関係 「ネットにモノを書くことは、渋谷の交差点で、ボードを掲げて立っているのと同じ」だと、朝日新聞の6月23日付の「ネット炎上、招かぬ極意 その投稿、玄関先に貼れる?」にありました。 www.asahi.com 渋谷のスクラ…
■「コーポレートPR」と「マーケティングPR」という区別 広報活動を、企業と商品やサービスに分けて、「コーポレートPR」と「マーケティングPR」という区別をすることがあります。筆者がメーカーで広報担当者をしていた頃は、前者しか頭になく、そうした区別…
■プレスリリースの作成にかかる手間 プレスリリースを作成するのに、通常どのくらいの期間がかかるでしょうか。発表内容によっても違いますが、筆者の経験でいえば、例えば新商品なら発表日の2~3週間前から準備を進めることが多かった。発表会付きならもっ…
■舛添東京都知事の辞任 6月21日、つまり今日ですが舛添要一東京都知事が正式に辞職します。「都知事の椅子」にしがみついていたかに見えましたが、「万策尽きた」と感じたのか、最後はあっさりと会見も開かずにその座を放り投げました。 yhkhashimoto.hatena…
■「入門書」のすゝめ 新しい仕事や勉強に取り組むとき、新しいチャレンジを始めようとするとき、あるいは何かの環境変化が自分や周りに迫っているときに、入門書や手引書はかなり役に立ちます。人によっては、こうした知識をインターネットから得ることも多…
■「大宅文庫」を知っていますか? 立花隆が書いた「『知』のソフトウェア」(1984年)を読み返していたら、雑誌の図書館「大宅(壮一)文庫」について書かれていました。生前の遺志で評論家の大宅壮一氏が集めた膨大な雑誌を元にして、亡くなった翌年の1971…
■「新聞一部の情報量は、中世の人の一生分に相当する」 アメリカの建築家でグラフィック・デザイナー、TEDの創設にもかかわったリチャード・ソール・ワーマンの著書によれば、「毎週発行されている一冊の『ニューヨーク・タイムズ』には、17世紀の英国を生き…
■日本最大の人数を誇る記者クラブ「国会記者会館」 日本の中枢といえば東京ですが、中でも官庁が集まる霞が関、そして、そこから目と鼻の先にある永田町はその筆頭です。官庁の中にはそれぞれ記者クラブがあり、民間企業も情報発信に利用することができます…
■「真摯な姿勢」が感じられない謝罪会見 不祥事やスキャンダルの発覚で記者会見を開く事例が後を絶ちません。特に舛添都知事は連日記者会見で、噴出する公私混同問題に対する釈明に追われています。同氏の会見をテレビや新聞で見聞きすると、会見のたびに謝…
■評定と会議の違い 「経験上、週明け早々の定例会議の多くは、長くて眠くて成果に乏しい」。5月30日の朝日新聞「天声人語」の冒頭からの引用です。筆者に限らず多くの人が同様に感じた経験があるのではないでしょうか。 digital.asahi.com 「天声人語」によ…
■首相の一日の動向がわかる記事 どの新聞にも必ず毎日載っているものの一つに、前日の総理大臣の動きを時系列にまとめたものがあります。例えば、朝日新聞では「首相動静」、産経新聞の「安倍日誌」、東京新聞の「首相の一日」のように。 6月7日の午前を例に…
■「ベゾス効果」で利用者が増えたワシントン・ポスト 1877年創刊のワシントン・ポストが利用者を伸ばしているそうです。6月4日の朝日新聞の第三社会面の「メディアタイムズ」の記事で知りました。かつてのウォーターゲート事件のスクープなど、政治ニュース…
■「会社案内」、「ファクトブック」、そして「プレスキット」 広報活動において、プレスリリースはおなじみでも、「プレスキット」は案外知られていない地味な存在です。大きな会社なら「会社案内」や「ファクトブック」があり、わざわざ作る必要のないもの…
■「JK広報室」に不快感という主張 「JK広報室」という名称に対して、その撤回を女性20人が申し入れた、という記事を読みました。「JK広報室」とは、愛知県豊橋市が市制110周年記念事業の広報活動の強化を目的に、5月末に募集を始めた女子高生による市民のた…
■二本の「ソーセージ」記事 5月29日の朝日新聞の地方版(ちば首都圏)に「ソーセージ」の話題が二本載っていました。一つは富津市の「マザー牧場」内に「手作りハム・ソーセージ工房」が3月に完成し、その工房の責任者にスポットをあてた記事です。 www.asah…
■ネタを取るのは簡単ではない 記者はいわゆる「独自ネタ」、つまり自社を含めてどこも取り上げていないニュースが大好物です。しかし、いくら大好物でもそうたやすく入手できるものではありません。先日のブログでも紹介したように、情報発信側からの「発表…
■スモールビジネスと広報 スモールビジネスや中小企業にとって、大企業のようにインパクトのあるCMによって、不特定多数の関心を得ることは難しいもの。少ない予算で、すこしでも認知度を高め好印象を築くためには、使える手段は何でも使わなければなりませ…
■インテリア用品として売れている「ナショナルジオグラフィック」 アメリカと日本の書籍・雑誌文化の違いについて、アメリカで最も売れている雑誌の一つ「ナショナルジオグラフィック」を例に面白い記述がありました。「出版・新聞絶望未来」(2012年)とい…
■「視聴率1%は18万世帯」が正しい 地震や台風のような災害、日本選手が出場するオリンピックやサッカーW杯といった注目イベント。こうしたテレビ番組は多くの視聴者の関心が集まるので、視聴率も当然高くなる。 このほか、3年前の「半沢直樹」が40%を超え…
■聞いたことのないマスコミからの取材依頼があったら 顔なじみの記者からの取材依頼なら、人となりもわかっているし、関心のポイントも想像がつきます。なので、重要な発表を予定しているとか、後ろ暗いことがない限り、スケジュールに折り合いがつく限り、…
■「KISSの原則」とは? 最近「KISSの原則」というのを知りました。念のため断っておきますが、コミュニケーションの原則ではあっても、いわゆるロマンチックな方の話ではありません。 KISSとは”Keep it simple, stupid”あるいは”Keep it short and simple”の…
■飲食業界と新聞業界の意外な共通点 少子高齢化が進み、お酒を飲まなくなった若者が増えている風潮も手伝って、飲食業界も厳しい状況にあるといいます。市場規模は、「1997年の29兆円をピークに下がり続けて、現在はおよそ2割減の23~24兆円」。 diamond.jp …