「ブロガーの三つの極意」を又聞きした
いわゆるアルファブロガーの方の話を聞いてきたという社内の人間から「ブロガーの三つの極意」を又聞きしました。私なりに咀嚼して、感じたこととともに紹介します。
直接聞いた話ではないので、匿名としますが、ブロガーとして生計を立てている、知る人ぞ知る存在のようで、「ネタ○ル」の中の人です。ちなみに私はその方の事を知りませんでしたが。
■継続は力なり
とにかく続けることが大事。ただ黙々と続ける、かつできれば「ガツガツと」、「これでもか」と続ける。一度渡った川は元には戻れないぐらいの覚悟が必要だと。
(感想:ブログに限らず、何事も続けることが大事なのはよくわかります。ネット空間にも更新されないまま放置されているブログもたまに見かけますが。。そうならないように細く長く続けようと今は思っています。)
■ギブ&ギブ
何かの見返りや過大な反応を期待するべきではない。ただひたすら自分が面白い!とか話題にしたい!、紹介したい!と感じたものを書いていけばよい。
(感想:ビジネスの世界では「ギブテー(ギブ&テイク)」が基本なんですが、それではダメだと。私がブログを始めたのは、書きとめておいて、自分が時折それを読んで、振り返ることができるという効用があると感じたのがきっかけ。ギブ&ギブのスタンスはそれほど外れてはいないのかなと。おそらく多くの市民ブロガーもそうだと思いますが。)
■それでも前へ
とはいえ、趣味や嗜好の範囲の中だけに閉じこもっていては広がらないし、視野が狭くなるかもしれない。思い切って別の話題にも関心を向けてみるとか、ブログ読者とのコミュニケーションを取ってみるとか。そうした試みを通じて世界も開けていくと。
(感想:経験してきたことや感じていることがブログの話題の中心に当面なりそうですが、それでも好奇心を失わずにテーマを広げることはアリだと思います。)
そのアルファブロガーによれば、この三つの極意を実践することで、結論として「何かがついてくるはず」だと。その「何か」は人それぞれでしょうが、このブロガー氏はこれで生計を立て、本の執筆オファーがきたりしているのですから、それが実感なのでしょう。
広報担当者の間でも、企業がマスコミを経由しないで情報を発信する、いわゆる「オウンドメディア」に対する注目が集まっています。こうしたオウンドメディアを始める理由は企業によって、様々でしょうが、やはり会社の注目度を高め、結果として商品やサービスの売り上げにつなげたいという思いがそこにはあります。
こうしたオウンドメディアの運用は、広報やマーケの担当者が担っていることが多いと思います。ネタに困ることもあるのではないかと思います。本ブログで筆者も同様に感じます。
ブログを書き始めて半年が経って、「いいコンテンツに仕上げなければ、いい文章を書かなければ」とあまり前のめりにならずに、自然体で感じたままに書くのが自分には合っているなと思うようになりました。おそらく企業ブログもそうではないでしょうか。
企業ブログの極意にもつながるはずの「継続は力」、「ギブ&ギブ」、「前へ」の気持ちを忘れずにいたいと思います。