広報パーソンのつぶやき

事業会社の広報担当者と広報コンサルティングの経験からコミュニケーション全般をメインに、ライフスタイル風なネタも。全国通訳案内士(英語)

ネット銀行(ソニー銀行)をサブバンクに使う

 

【完全ガイドシリーズ045】ネットバンク完全ガイド (100%ムックシリーズ)

 給与所得者(いわゆるサラリーマン)の多くは都銀や地銀に給与振込口座を持っていると思います。筆者も同じですが、そこにお金を寝かすことはせず、お金をネット証券の口座経由でネット銀行の口座に移動させ、サブバンクとしてフル活用しています。

 

 給与振込口座からいったんお金を引き出して、ネット銀行に預けなおすという方法もありますが、面倒です。私は当座に使うお小遣いを残して、投資のために開いた証券口座(マネックス証券)の口座にネット上で移動させます。事前登録が必要ですが、インターネットバンキングを使うと、即時移動が完了します。

 

 ネット証券の口座上に移動されたお金は、次にネット銀行(ソニー銀行)の口座に必要額を移動させます。面倒なようですが、パソコンに向き合うことで数分で振替が完了します。

  

 一つ注意しなければならないのは、仮に25日に給与振込口座に入金がなされ、その日の午前中に証券口座に移動が完了しても、ネット銀行にお金が入るのは翌26日だということです。なので、お金がすぐに必要な場合はおろすしかありません。

 

■使い勝手のいいと思う点

 私が感じたソニー銀行の使い勝手の良さを挙げると、

①「コンビニや銀行のATMからお金をおろすのに手数料がかからない。なので、時間帯や曜日を気にしなくてすむ。(引き出しに一部回数制限アリ)」

②「定期預金や外貨預金の利率が都銀に比べて高い。」

③「口座振替にかかる費用が安い。(ソニー銀行の口座同士なら無料)」です。

 

 5年ほど前、都銀からソニー銀行住宅ローンを借り換えましたが、返済額を大幅に減らすことができました。加えて以下の利点もあります。

①「繰り上げ返済が少額から手数料なしでいつでも可能。」

②「固定金利から変動金利(あるいはその逆)への切り替えがいつでも容易にできる。(手数料が発生する場合があるので注意)」です。

 

■使い勝手の良くないと思う点

 このブログを書くまで、「クレジットカードの決済用口座としては使えない」…と思っていました。しかしどうもソニー銀行を通じて引き落としも、できるようにサービスが拡充されたようなのです。なので、変更手続きを進めようとしているところです。

 

 仮に↑の課題がクリアされるなら、使い勝手の悪い点は「公共料金の口座振替ができない」ぐらいしか残りません。クレカ決済ができる公共料金はそれを通じればいいのですが、家のある自治体では水道料金は対応していないので。

 

 ちなみに、電気料金ですが、毎月かかる金額が1万円程度(使用しているクレカのポイント還元率0.5%の場合。楽天カードのように還元率1%なら5千円程度)以下ならクレカ決済より口座振替のほうがお得です。月額5千円に届く月は年に1、2回なので我が家は口座振替を引き続き利用しています。

enechange.jp

  

 このようにネット銀行をサブバンクに持つのは、何かと便利だと実感しています。