ネット銀行(ソニー銀行)をサブバンクに使う
給与所得者(いわゆるサラリーマン)の多くは都銀や地銀に給与振込口座を持っていると思います。筆者も同じですが、そこにお金を寝かすことはせず、お金をネット証券の口座経由でネット銀行の口座に移動させ、サブバンクとしてフル活用しています。
給与振込口座からいったんお金を引き出して、ネット銀行に預けなおすという方法もありますが、面倒です。私は当座に使うお小遣いを残して、投資のために開いた証券口座(マネックス証券)の口座にネット上で移動させます。事前登録が必要ですが、インターネットバンキングを使うと、即時移動が完了します。
ネット証券の口座上に移動されたお金は、次にネット銀行(ソニー銀行)の口座に必要額を移動させます。面倒なようですが、パソコンに向き合うことで数分で振替が完了します。
一つ注意しなければならないのは、仮に25日に給与振込口座に入金がなされ、その日の午前中に証券口座に移動が完了しても、ネット銀行にお金が入るのは翌26日だということです。なので、お金がすぐに必要な場合はおろすしかありません。
■使い勝手のいいと思う点
私が感じたソニー銀行の使い勝手の良さを挙げると、
①「コンビニや銀行のATMからお金をおろすのに手数料がかからない。なので、時間帯や曜日を気にしなくてすむ。(引き出しに一部回数制限アリ)」
②「定期預金や外貨預金の利率が都銀に比べて高い。」
③「口座振替にかかる費用が安い。(ソニー銀行の口座同士なら無料)」です。
5年ほど前、都銀からソニー銀行へ住宅ローンを借り換えましたが、返済額を大幅に減らすことができました。加えて以下の利点もあります。
①「繰り上げ返済が少額から手数料なしでいつでも可能。」
②「固定金利から変動金利(あるいはその逆)への切り替えがいつでも容易にできる。(手数料が発生する場合があるので注意)」です。
■使い勝手の良くないと思う点
このブログを書くまで、「クレジットカードの決済用口座としては使えない」…と思っていました。しかしどうもソニー銀行を通じて引き落としも、できるようにサービスが拡充されたようなのです。なので、変更手続きを進めようとしているところです。
仮に↑の課題がクリアされるなら、使い勝手の悪い点は「公共料金の口座振替ができない」ぐらいしか残りません。クレカ決済ができる公共料金はそれを通じればいいのですが、家のある自治体では水道料金は対応していないので。
ちなみに、電気料金ですが、毎月かかる金額が1万円程度(使用しているクレカのポイント還元率0.5%の場合。楽天カードのように還元率1%なら5千円程度)以下ならクレカ決済より口座振替のほうがお得です。月額5千円に届く月は年に1、2回なので我が家は口座振替を引き続き利用しています。
このようにネット銀行をサブバンクに持つのは、何かと便利だと実感しています。