いざ図書館へ!おススメの洋楽アルバム(追加の8枚/後編)
自腹購入はU2だけ。残りは図書館で出会った洋楽のおススメアルバムです。
5. Under World: A Hundred Days Off (2002)
先に紹介したProdigyの”The Fat Of The Land”が動的ダンスミュージックとするなら本アルバムは静的ダンスミュージックといえます。" Two Months Off "が出色ですが、それ以外にも心地よいダンスミュージックを存分に堪能することができます。
6. Paul Weller: Illumination (2002)
今やUKロック界の大御所(今年57歳)と言ってもいい存在のPaulです。The Jam、Style Council時代からのファンを自認しています。90年代にソロになってからのアルバムは、最近出たものも含めていくつか聴きました。曲としていいものは好きなものはいくつもありますが、アルバムトータルとして聴くと今一つ感情移入できませんでした。
そんな思いを払しょくさせてくれるのが本作です。ソロ時代の代表作といっていい会心の出来です。余談ですが、昨年アパレルブランドのDAKSがイメージキャラクターとしてPaulを起用、週刊ダイヤモンドや日系ビジネスの中の広告でその姿を久々に見た時は感動しました。一緒に登場していた女性は娘さんなんですね。知らなかった。
ANNIVERSARY -120周年- | DAKS(ダックス)公式ホームページ
7. U2: Joshua Tree (1987)
U2の金字塔アルバムです。ちょうど大学生の頃に売り出され、よく聴いていたことを思い出します。U2を押しも押されもせぬモンスターバンドにしたのはこのアルバムがきっかけです。一曲目に入っている”Where The Streets Have No Name”のイントロのギターリフを聴くと得も言われぬ昂揚感に包まれます。この後に続く”I Still Haven't Found What I'm Looking for”、そして”With or Without You”も素晴らしいです。
8. DJ Alex: Shibuya Flavas (2000)
今回追加した8枚の中では異色のクラブDJによるコンピレーションアルバムです。こんなアルバムも図書館で借りられました。そのままクラブでかけても何の違和感もない良質なダンスミュージックで構成されています。
曲はハウスが中心ですがラテンやジャズのテイストの曲も盛り込まれ、選曲のセンスの良さが光ります。”Naima”という曲のオリジナルはあのJohn Coltraneだし。こうしたミックスアルバムは結構聴きましたが、本アルバムは捨て曲がなくおススメできます。
まとめると次の通りです。
1.U2: Achtung Baby (1991)
2.The Rolling Stones: Beggars Banquet (1968)
3.Prodigy: The Fat of the Land (1997)
4.The Eagles: Hotel California (1976)
5.Under World: A Hundred Days Off (2002)
6.Paul Weller: Illumination (2002)
7.U2: Joshua Tree (1987)
8.DJ Alex: Shibuya Flavas (2000)
“No Music, No Life."です。