広報パーソンのつぶやき

事業会社の広報担当者と広報コンサルティングの経験からコミュニケーション全般をメインに、ライフスタイル風なネタも。全国通訳案内士(英語)

ブログを書く理由を改めて考えてみる

今週のお題「私がブログを書く理由」

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■広報や危機管理についてこれまでの仕事で得た知識や経験を知ってもらう

 ブログを定期的に書くようになってまだ1年余りですが、何事も「継続は力」。広報や危機管理について、これまでの仕事で得た知識や経験を知ってもらうことに意味があるのではないかと感じて始めました。

 

 書いた内容について、読んでくださる方が何かを感じて、それぞれの持ち場で微力ながら何かのお役に立てばいいなと。

 

 大正時代の政治家で総理大臣も務めた原敬は、「三年間日記を書き続ける人は何かをなす人」という言葉を残しています。そう述べた本人は凶弾に倒れた30年後に「原敬日記」という全9巻の対策を刊行しています。

yhkhashimoto.hatenablog.com

 

人に読まれるという"ほどよい緊張感”によって文章力が上がる(はず)

 この言葉を見つけた本の中で、日記を書く効用について三つあげています。それは、「強制力なく続けることは意思を鋼にする」、「書くことで観察力が増す」、「じっくり見つめなおすことができる」。

 

 改めて感じるのは、ブログにも同様の効用があるのだと。日記は必ずしもというか、むしろ公表が前提ではない。ここがブログと違います。

 

 公表が前提の場合、内容に責任を持つ必要があるので、表現の誤りや誤字脱字は気がついたら、その時点で修正を行う必要があります。また、下書きにためておいたものを読み返して、なんだかわかりにくい文章だと感じたら、直すこともできます。

 

 読んでくださる方を「不快にしない」とか「わかりやすく簡潔に」ということも心がけなければならない。なので、日記の三つの効用に加え、「人に読まれるというほどよい緊張感によって文章力が上がる(はず)」という点を加えておきたいと思います。

 

■読み物の感想や気づきを書き留める

 「読後の備忘録」という点も見逃せません。「食べ物は体の栄養。読み物は心の栄養」です。だから、体の健康に食べ物が欠かせないのと同様に、心の栄養に読み物は欠かせない。ただ、残念なのは、食べ物はいずれ消化され、読み物は「なるほど」と感じても、いずれ忘れてしまうことが多い。

yhkhashimoto.hatenablog.com

 

 食べ物を体内に蓄積することはできませんが、読み物は心がけ次第で蓄積ができる。

読んだ本の感想をブログに書き留めておくことで、振り返りができ、リンクを貼っておけば、参照することもできる。そんな効果があるのではないかと。

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