広報パーソンのつぶやき

事業会社の広報担当者と広報コンサルティングの経験からコミュニケーション全般をメインに、ライフスタイル風なネタも。全国通訳案内士(英語)

“かさばるもの”を処分してわかること

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  ご多分に漏れず、モノにあふれた生活をしていましたが、無用の長物となった“かさばるもの(体積が大きくて場所を取るもの)”を今年、少しずつ処分しました。かさばらないものを処分するのに躊躇することはほとんどない筆者ですが、タンスやソファだと、そうもいきません。一定の準備、労力、費用がかかるからです。

 

 思うにかさばる物を捨てられないというのは、処分を実行に移すまでに時間がかかるという事だと思います。自身の経験に照らすと、

「場所を取るだけだし、そろそろ処分しなきゃなぁ」⇒

「でも今すぐ処分しなきゃならないほど困った状況ではない」⇒

「かさばるものだから、処分にも手間暇がかかるし」⇒

「まあいずれそのうち処分しよう」というスパイラルな思考回路。

 

 これではいつまでたっても状況が変わりません。そこで、「この際、スッキリしよう」とようやく意を決しました。とはいえ、こうも考えました。「欲張らずにまず6つ処分しよう」と。

 

 6つにしたのには理由があります。地元の自治体の粗大ごみの収集は一回につき、5点、それ以上は一週間が経過してからという決まりです。なので、5つにしてもいいところですが、5つを一気に片づけてしまうほど“前のめり”になる理由もないし、かさばるものが多いので、2つずつをマイペースで3回に分ければいいと考えました。

 

 やってみるとわかりますが、かさばる物の処分は想像以上に大変です。作業時間が確保できてかつ暖かい時期がいいです。数字にこだわる必要もなく、例えば「年内にかさばるもの2つを処分しよう」でもいいと思います。

 

 処分した6つのうち、①婚礼ダンス、②エアコン、③壊れた木製ドア、④革張りソファは以前ブログに書きました。費用が掛かったのは①だけですが、④などは無謀にもベランダでの自力解体の道を選び、大いに後悔していますし、②のようにリサイクルショップが無償で引き取ってくれたものもあります。事前にシミュレーションしておくことをおススメします。

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 最後まで残ったのが、⑤収納棚と⑥水槽です。高さ1mほどの木製の収納棚、長さ60㎝の水槽はガラス製です。どちらも10年以上使ったものです。収納棚は引き出しの開け閉めがしにくくなったこと、水槽は最後まで残っていた熱帯魚がついに息絶えたこと、が処分の理由です。

 

 どちらも解体が不可能ではなさそうでしたが、かつてのソファのように、これ以上無謀なことはしたくないので、おとなしく自治体に粗大ゴミとして収集をお願いしました。ゴミ置き場近くの収集ポイントまでの搬送が今回も最大かつ唯一のポイントで、①の時同様、台車が活躍してくれました。

 

 最近、物のない暮らしということが話題になっています。暮らしをシンプルにする阻害要因の一つに、今回のテーマのような「不要になったかさばるものの処分」にあると感じます。6つの不用品を処分しましたが、買い替えはソファだけ。かさばる物を処分した結果、少し空間に余裕ができました。

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